2012年4月9日月曜日

一人を楽しむEaster long weekend

この1ヶ月ほど週末はほとんど何かのイベントに参加していたので、4日間のEaster long weekendは一人でのんびり行動することに。前回のエントリーに書いたように、金曜日は仕事のやりとりが必要だったので、一日パソコンの前でしたが、昨日土曜日はシティに料理用の日本酒やみりんなどの買い出し。

 たまたまいつも通らないアーケードを通ったら、「味千ラーメン」を発見。店員さんもお客さんも中国語が飛び交っていましたが、味は日本の熊本風ラーメン。ゆで方も堅めでスープもおいしい。昨年9月にアデレードに来て以来、初の日本風ラーメン。
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 セントラルマーケットにある日本製品の店Little Tokyoで売っていた、前田園のアイス。わざわざ日本のメーカーのアイスを買うのだから、普通は抹茶か黒ごまを買うところでしょうが、なぜか他の店でもありそうなマンゴー味のジェラートを買ってしまいました。でもおいしかった。
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 アデレードのシティーを南北に走る大通りKing Williama Streetの真ん中にある、Victoria Squareから北側を見る。
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 Victoria Squareの南東方向。真ん中は、デザインが物議を醸したらしい州の最高裁判所。

今日、日曜は天気も不安定だったので、朝はホットケーキ作り。以前のレシピ。しかしフライパンの温度が低すぎて中が固まらないうちにひっくり返し、ぼろぼろ。途中からきれいにできて、帰ってきたオーナーカップルが本の写真のようだと感動していました。Thickened creamをホイップして固くするのに一苦労。やっぱり保冷剤より氷水で冷やすのが近道でした。

午後はひたすらギターを弾いていました。こちらでの最近のギター周りの環境はご覧の通り。 R0021958 

 日本から持ってきたのはギター(Gibson ES-335 Reissues) とお気に入りのオーバードライブFET Dream(カナダのハンドメイドメーカー Cause and Effect Pedalsの製品)とケーブル類のみ。しかし、バンドの音作りの必要上から、Gumtreeなどのclassied(売ります買います)サイトで少しずつ買い増し。小型アンプBugera V5、tc electronic Flashback Delay and Looper、そしてDigitech Expression Factory EX-7 。EX-7はWahとRotary simulator機能を主に使用していますが、つまみで切り替えるので同時には使えません。

 どれも値段は手頃で音がいいのですが、特に注目はBugera V5。たった5wattですが、オール真空管アンプで、温かい音で、サステインが長く、本当に気持ちのいい音。JazzやBluesにぴったりという感じですが、歪みペダルを使えばハードロックでも行けると思います。見た目も結構高級感あり。

  ドラムと大きなベースアンプに負けない音圧がでます。Gainを押さえてクリーンの音を保とうとすると若干音量で負けるので、少しGainを上げざるをえずクランチ気味になってしまいますが、ペダルで歪ませた音はまったく問題なし。

 また家で弾く分には、裏にある5w, 1w, 0.1wの切り替えスイッチを1wにしても、Gain=3, Volume=3で大きすぎるくらい。

 電圧がこちら向けなので、売って帰ることになると思いますが、日本でももう一度買いたいくらい気に入っています。日本で新品1万円台で買えるアンプでここまでの音がでるとは驚きでした。

2012年4月7日土曜日

Hot Cross Bun

日本は入学・入社など新しい生活のスタートで賑やかな時期だと思いますが、オーストラリアはクリスマスと並ぶ大きな祝日、今日(6日)から4日間のイースター(復活祭)休暇に突入。といっても、僕は3月に出かけすぎたので、今月末締め切りの報告書で紹介する文献選びのために一日自室のパソコンとにらめっこ。出かけたのは、昨日買い忘れたカレー(Madras) 用のトマトピューレを買いに行ったぐらい。今日Good Friday (Jesusが十字架にかけられて亡くなったとされる日)は、大型スーパーを始めほとんどの店が閉まっていますが、近所のIGAは4日間とも通常の平日と同じ時間の営業。この辺の許可がどうなっているのか、また調べてみようと思います。

それは、さておき、この時期、少し前からスーパーやパン屋に並べられているのが、Hot Cross Bunです。十字架をかたどった模様のついたパンで、5年前の滞在時も食べた記憶はあるのですが、味はあまり記憶がありませんでした。

ところが、前のエントリーで書いたBike Fridayの集まりの時にカフェで別のメンバーから分けてもらって食べたところ、シナモンとBrown sugarとレーズンという組み合わせの、僕の好きな(ヤマザキの黒糖テーブルロール系の)味だということに気づきました。

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ということで、一昨日スーパーWoolworthsで購入(上の写真)。ここのパンはスーパーのパンの中ではおいしいのですが、翌日、研究所に行く途中、家の近くのお気に入りのパン屋Leabrook Bakeryの前を通ったときに、ここのホームメードも買いたくなって、衝動買い。研究所のみんなに分ければいいかと思ったのですが、すでに他の人がキッチンに並べてHelp yourself!状態だったので、結局自分が買った分はお持ち帰り。
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3日間食べ続けています・・。

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でもやっぱり手作り感があっておいしい。



2012年4月5日木曜日

Bike Fridayでつながる

ずいぶん更新が滞ってしまいました。先々週末のカヤック&キャンプによる上半身筋肉痛が収まらないうちに、今度は足腰を鍛えに(?)シドニーのあるNew South WalseとメルボルンのあるVictoria州の境界の小さな街が点在する地域に行っていました。

オーストラリアのBike Friday乗りが集結するAustralian Bike Friday Club Gathering、題してMuscat Muster(Musterは集合(すること))。参加人数、なんと130人ほど。平日も含んで4日間もあるイベントなので、定年後の夫婦参加(二人乗りのtandem bike)がとても多かったのですが、3-40代と思われる人も特に土日に増えた気がします。

すでに16回目になる、この集まり。アメリカ、カナダ、シンガポールからも、そして日本からも僕以外にもう一人参加。この方もとても若々しくてそうは見えない定年組。しかも飛行機を降りたシドニーから、700キロ近い距離を1週間かけて自転車で開催地に乗り込むという強者。オーストラリア人の参加者も興味津々で、ルートや装備について質問攻め。この方とは、事前に連絡を取り合って、宿をシェア。初めてお会いするBike Friday乗りの大先輩ですが、とても話しやすい方で、これまでの旅のことなど、いろいろ教えていただきました。

きっちりコースの決まったグループライド(longとshortは選べる)は真ん中の2日間で、まず60キロ、次の日は僕にとっては最長となる85キロ。ベテランたちの走りに引っ張られて、16インチの小径車tikitでも十分こなすことができました。

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中二日間は僕もそれなりに気合いの入った格好で。

どの日も、小さな街のカフェに色とりどりのBike Fridayが並ぶ様はとても不思議で、地元の人からあちこちで話しかけられます。


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それにしても、130人分のBike Fridayが集まっても、どれ一つ同じものはないくらい、色使い、ハンドル、ギア、サドルなど皆、個性的。他の人の自転車を見ているだけでも楽しい集まり。

そして参加者が皆friendlyで、興味が共通しているので、次々話しかけてくれたり、一緒に走ってくれたり、ご飯を食べたり。連絡先を交換したり、サイクリングそのもの以上に人とのつながりがうれしいイベントでした。

 こちらはtandem乗りの人たちの集合写真。tandemなら視覚障害のある人もサイクリングを楽しめるので、毎年この集まりに参加。そしてイベント中にみんなで募金やオークションをしてGuide dog(盲導犬?)を育てる資金を集めています。これからこのクラブのGuide dogを育てていくとのこと。 R0021366

 今回は、前回段ボールを積んで宿の間を移動する羽目になった反省から、後から宿泊する中継地メルボルンのYHAに先によってtikitを組み立て、箱は預けて、イベントの開催される地域に電車とバスで移動しました。下の写真は、電車の時間までメルボルンのDocklandからSouth Warfあたりを散策したとき装備。箱さえなければ移動も楽々です。 R0021179

2012年3月27日火曜日

カヌー・カヤック&キャンプ


昨日まで4日間、電波もまったく届かない、水はrain water のみ、電気もなし、というところで、バンドのメンバーの誕生日企画のキャンプをしていました。こちらでは、自分で自分の誕生日のイベントを企画したり、自分で職場にケーキを焼いていったりするのを、見聞きします。今回もメンバー本人が発起人。大きな区切りの年ということもあるようですが、平日が2日も入っているのに、友人たちが有給を取って集まってくるという、麗しい友情(笑)。

僕も、前日の夜遅くまでかけて、ゼミ生の卒業記念スライドショー作りやもろもろの仕事の連絡を何とか終わらせ、睡眠不足で参戦。

行き先は、アデレードから南東に500キロほど行った、Victoria州にLower Glenelg National Park。ここまでは車2台に分かれて陸路で移動。

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今回の目玉はなんといっても、現地でレンタルしたカヌーとカヤックにテント、水、食料(お酒も)など、すべての荷物を積んで、自分たちで漕ぎながらほとんど流れのない静かな川を移動し、キャンプサイトに上陸してテントを設営するというところ。最初の日はカヌーレンタル屋兼宿泊施設(上の写真)への移動だけでしたが、その後の水路の移動距離はトータル25キロほど、緩やかですが上流に向かって進むので、手を休めたら、一向に前に進みません。中間の2日間は13-6時間ほどこぎ続けていました。

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OrtriebのFront RollerとRear rack packはどちらも完全防水なので、このままカヤックに載せました。

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 人数が奇数だった関係で僕はほとんど一人乗りのカヤック(上の写真)に乗っていたので、体の硬い僕には相当厳しい姿勢、かつ、自分が漕がなければ進まないという、なかなか修行のような体験。

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とはいえ、ときどき休憩すると、周りは川と森だけ、鳥の声が森にこだまして、究極の非日常でした。(ただし休むと仲間に引き離される)

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 自分たちのグループだけしかいないキャンプサイト。車ではアクセスできません。

 ライスの代わりに簡単に火の通るクスクスを使ったカレーや、朝食のオーツ麦など、こちらのキャンプフードの工夫を知るのも、なかなかいい経験でした。でも、やっぱりカレーなんだというのも面白いですね。

そして、年越しのビーチハウスの時と同様、一緒に行ったバンドメンバーの友達グループの、はちゃめちゃに楽しみながらも、必要なところでは、しっかり責任ある行動をとるメリハリには感心させられました。おかげで、オーストラリアのslangのシャワーを浴び続けた4日間でしたが・・。

2012年3月20日火曜日

Playgroundの日陰


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アデレードのPlayground(児童公園)には上のように大きな木陰があることが多いですが、新しく整備した場所などで木陰がないところでは、こんな日よけが作られています。このタイプの日よけは、幼稚園や保育園の園庭、プールなどでもよく見かけます。
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 フェンスや遊具の下のクッション(ウッドチップやスポンジのような素材)の存在も含めて、親も子どもを遊ばせるのに安心ですね。

 ちなみに上段の写真の遊具は車いすでも遊べるバリアフリーの遊具です。

2012年3月19日月曜日

Progressive Dinner RideとBackyardのプライベート空間


 2週間前の日曜はシドニーにいて参加できなかったので、ほぼ1ヶ月ぶりのグループ・サイクリング。50キロほどの距離を久しぶりに走ったので、帰ってきたらかなりぐったり。メンバーは60代以上の人が大半なのに皆さんすごい体力です。

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この人の少ないビーチはアデレードの魅力

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シドニーと違い大きな入江はありませんが、岸に沿って公園の続く川(River Torrens)が都市圏を東西に走っています。

今回のサイクリングはProgressive Dinner Ride(この場合のdinnerは時間を問わずメインの食事)と題して、シティーの中央にあるVictoria Squeareで午前中に集合してから、西の方の郊外にあるメンバーの家やCommunity Garden(共同菜園)をサイクリングでつないで、スープ→メイン→デザートと順にいただいていく企画。

普段はお弁当持ちのサイクリングが多いですが、ときどきこういう企画が挟まります。それぞれ準備してくださったメンバーのかたのご厚意で、豪華なランチがおそらく材料費だけの$10ですみました。

 アデレードに来てからいろいろな方の家にお邪魔しましたが、(自分のすんでいる家も含めて)どの家にも共通しているのは、Backyard (Back garden)が身長より少し高いフェンスで囲まれていて、家族や仲間内だけの落ち着いた空間になっていること。部分的に隙間があってお隣さんと話したりできるところもありますが、少なくともある一角は完全にお隣さんや通行人の視線はなし。

玄関側のフェンスは、古い住宅地は前の部分も木の枝を集めたような作り(Brush fencingというらしい)の高いフェンスで囲まれていることが多いですが、新しい住宅地では、低かったり、全くなかったりして、お隣さんと会話できることが多いです。

アデレードは土地の余裕がある(そして平屋が多い)からできるというのはありますが、京都の町屋ってこんな感じだなあといつも思います。アデレードでは2階建ての場合でも人の庭に面した方向には窓がなかったり磨りガラスだったりで、隣の家の”Private Open Space”や窓をのぞき込めないように、City Council(市)の規制があるようです。

僕の住んでいる地域のCouncilの規制はこちら。Overlooking という項目で、9ページ目に分かりやすい図解があります。フェンスを高くしたり、窓の位置を高くしたり、窓を磨りガラスにして避ける方法が書かれています。

現代の日本の家のようにフェンス越しに、お隣さんと話せるのもいいのですが、天気のいい日に屋外でご近所の目を気にせず過ごせる空間というのは格別です。

日本に帰ってこれができるうまい方法はないかなあ。蚊の攻撃がすごいのも、外でゆっくりできない原因ではありますが・・。

2012年3月17日土曜日

リアス式海岸+大都市=シドニー

2回前のエントリーでも少し書きましたがシドニーで1週間、フィールドワークをしてきました。

数年前に行ったときは、アデレードから日本への帰り道に1泊しただけだったので、知人の車でハーバーブリッジの両岸周辺ぐるりと回っただけ。オペラハウスの外観は、写真で見るよりちょっとくすんだ色、ハーバーブリッジもサンフランシスコのゴールデン・ゲート・ブリッジのように華やかな感じでもなく、全体として日本の都会とあまり変わらないなという程度の印象しかありませんでした。

今回は、1週間、My Multi 3というパスを買い、Greater Sydney(シドニー都市圏)のほぼすべての公共交通機関1週間乗り放題。通勤時間を含めバス、電車、フェリーをフル活用して、さまざまな地域(Suburbs)を動き回ってきました。一番有名なビーチBondaiやBlue Mountainsなどの観光スポットには行けていませんが、西は平野部のほぼ外れにあるPenrithという街、北もやはり平野部(といっても起伏はかなり多いですが)の外れHornsbyまで。Penrithはシドニーの中心部から電車で1時間かかります。

シドニーの見所として僕自身はあまり人から聞いた記憶がなかったのですが、一番印象に残ったのは、非常に複雑に入り組んだ海岸線を持つ大きな入江に位置しているということです。複雑な海岸線は、日本でいうと志摩半島(特に的矢湾)に似ているなあと思ったのですが、後から調べたら、やはりリアス式海岸なのですね。地理は挫折したので記憶がありませんでした。

言葉で表しづらいので、シドニーと志摩半島周辺のGoogle Mapsを載せておきます。

大きな地図で見る


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志摩半島周辺に400万都市が存在しているという状態ですが、イメージできるでしょうか。

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そのおかげで、この写真のような眺望の住宅地があちこちにあります。もっとも、こういうところはとても、手が出ない値段のようですが・・・。こういう住宅地に住めるかどうかは別として、大都市圏のどこに住んでいても、車やバスで少し行けば穏やかな水辺があるというのは魅力的ですね。

一方アデレードは西側を南北にまっすぐ続くビーチが特徴的ですが、僕は東側の丘の麓の方に住んでいるので、海辺に出るには車で30分くらいはかかります。

ただし、シドニー都心部の電車の混雑を見ると、やっぱりアデレードが住みやすいかなとも思います。日本のように乗客を押し込む必要まではさすがにありませんが、「奥がすいているから移動して」とドアの近くで叫ぶ係の駅員さんはいました。

自然の地形を活かした大都市としてみると、観光ガイドでは分からない、シドニー都市圏の個性的な魅力が見えてくるように思いました。

2012年3月14日水曜日

WOMAdelaide!

シドニーで、数え切れないほどのSuburbを歩き回ったり通り過ぎたり、positive parentingに関するセミナーに参加したり、と充実した時間を過ごして、アデレードに戻ってきました。

 日常に戻るかと思いきや、月曜日が祝日といういわゆるLong Weekendに突入。この期間にあったのが、アデレードで一番重要なイベント(とバンド仲間がいう)WOMAdelaide。

 金曜の夕方に始まって祝日の月曜日の夜遅くまで。土日はそれぞれ12時間以上、オーストラリア中、世界中から集まったハイレベルなアーティストが、ライブパフォーマンスをやっているという、(主に)ミュージック・フェスティバルです。日本でいうとフジロックなどが近いものだと思いますが、WOMADという言葉はWorld of Music, Arts and Danceの略で、音楽のジャンルも多様ですが、ヨガやインドのボリウッド調のダンス、パントマイム、アートフェスの要素も含まれています。

 さすがに4日間は体力的にも金銭的にきついので、YHA(ユースホステル)会員割引を利用して3日間パスを購入。計30時間近くにわたって、さまざまなジャンルの音楽(+α)を楽しんできました。

 ということで、シドニーについて書く前に、こちらのイベントについて書き残しておきたいと思います。

 WOMADはイギリスで1982年に始まり、ニュージーランド、シチリア、そしてここアデレードなど、世界各地で開催されています。日本でも一時期開かれていたようです。アデレードでは20年間続いていて、たまたま最後の二文字ADとAdelaideの最初の二文字が重なるので、WOMAdelaideとよばれています。

 音楽好きの僕ですが、日本でフジロックなどの大規模ミュージックフェスティバルが人気になった頃は、子どもが生まれた後で、どんどん家族も増え、(実は家族連れも多いようですが)場所も遠いこともあって、あまり縁がないものでした。

 しかし、バンド仲間はしきりにその良さを語るし、なんといってもアデレードのCityを取り囲む緑地帯に位置するBotanic Park(植物園Botanic Gardenを含む公園)、うちから自転車で20分ほどという至近距離。もう二度とチャンスがないかもしれないということもあり、値は張りますが思い切って行ってきました。

 結論からいうと、値打ちありました。

 まずは、自分の好きなジャンルの大物。実は僕は長く音楽は聞いたりやったりしていても、ミュージシャンに関する知識が乏しく、ほとんど名前を知らなかったのですが、バンドのメンバーに引っ張られてほとんど最前列近くに、陣取って見ることになりました。やっぱりすごい。ついつい体が動き、笑みが浮かんでしまいます。

 一つは、ファンク、ディスコの重鎮、ギターのカッティングといえばこの人(だと恥ずかしながらこのとき知った)、Nile RodgersのChic。僕の年代の人なら、おそらく聞き覚えのある曲がたくさんあると思います。そして誰でも(僕でも)知ってる曲としては、マドンナのLike a Verginのアルバムプロデュース、そしてあの特徴的なギターリフも弾いています。その彼の生のギタープレーを間近で見ることができました。

 もう一つ好みのジャンルのハイライトはラテンジャズのJoe Bataan

 これらはアーティストの説明を読めば、自分から聞きに行くと思われるジャンルですが、WOMADに参加してよかったのは、普段積極的に聞くことはなさそうな素晴らしいミュージシャンの演奏を聴けたこと。
 例えば、バイオリンやギターなど複数の楽器と、パソコンとLooper(自分の演奏をその場で録音して、自動で繰り返し演奏し、その上に音を重ねて行く装置)を使って、一人で多彩な音楽を作り上げていくフランスのChapelier Fou


 韓国の伝統楽器の特にjangguという打楽器のかっこよさに触れられたTori Ensenble


 アイルランドのアコーディオン奏者Sharon Shannon。バイオリン、ギター、ドラム、ベース、サックスなどの大編成バンドを率いて、老いも若きも踊りださずにいられないような、楽しいリズムの繰り返しと変化の絶妙なバランス。何より、メンバーがにこにこしながら演奏している様子に、こちらも引き込まれました。


 そして、さらに全く縁がなかった、Deathcoreとうジャンル。”Gipsey Deathcore”と自称するメルボルンのThe Barons of Tang

 ボーカルの叫びはかなりひずんだ声を使うのですが、演奏のクオリティがとても高く、しかもアコースティック楽器を多用しているので、激しさと透明感の不思議な融合。


 もう一つ、日本でもクラブシーンなどで人気があることは知っていながら、今ひとつ理解できていなかった、DJという存在。日豪の親しい人の中にもこれを趣味にしている人はいますが、全貌を体験したことがほとんどありませんでした。そんな僕が、WOMADでその先駆けの人たちのパフォーマンスを見ることができました。

 イギリスのMad Professor 


 そして日本のDJ Krush


 日本から来た僕が恥ずかしいことにまったく知らなかったのですが、オーストラリア人の友人はよく知っていて、DJ Krushが大都市だけでなく、小さな街も含めて世界中を回っていることをrespectすると熱く語ってくれました。

 昔の「ディスコ」は多少経験があっても、今のクラブとは全く縁がなかった僕ですが、とにかくDJたちの作り出すグルーブ(ノリ?)、特にDJ Krushのものは本当にかっこよく、彼らがしていることが、その場でのループやミックス、イコライジング、ボリュームのコントロールを駆使した音楽の演奏だ、ということがよく分かる、とても大きな経験でした。教えてくれた、こちらの友人たちに感謝。


 震災1周年の3.11、このDJ KrushやパントマイムのSivouplai(シル・ヴ・プレ)という日本から来たアーティストがこちらの人たちの熱狂的な支持を受けているのを見ながら、遠い日本に思いをはせました。

 Sivouplaiはおそらくこちらで有名という訳ではないと思うのですが、はじめ小さかった輪がみるみるうちに大きくなり、言葉をほとんど使わない彼らのパフォーマンスに、こちらの人が爆笑・微笑しているところ、終わった後には3.11のことについて英語のメモを見ながら丁寧に説明し観客たちも温かい反応を返しているところを見て、なんだか胸が熱くなりました。

 昭和のテニス青年たちのような白づくめの衣装の二人と写真を撮りたい親子連れが行列を作っていたのも、とてもほほえましい光景でした。

 悔やまれるのは、もう一組の日本からのミュージシャンPascalのステージを見逃したこと、数回機会があった、最後の枠に行ったら、なんとその枠は演奏ではなく、日本料理(茶巾寿司)紹介のセッション。しばらく事態が把握できませんでした。

 このバンド、なんとあの「たま」のメンバーたちの参加しているバンドで、とても面白そうだったのです。本当に残念。


 というわけで、とても長い紹介になってしまいましたが、見逃したものを含めて、これでも紹介したいものの半分くらいかと思います。

 自分の音楽の好み(と思い込んでいるもの)の垣根を越えて音楽を堪能した3日間、とても貴重な経験でした。フジロックも家族で行ってみたいなという気分になりましたが、旅費も含めて高いですよねえ・・。

2012年3月6日火曜日

シドニー再発見

シドニーで朝から晩まで動き回っていて、かつモバイル環境のみのネット接続のため、ブログの更新が滞ってしまっていました。

ちょっとだけ紹介して。詳しくはアデレードに戻ってから。

 メルボルンの時と違い、tikitは持ち込まず、公共交通機関(バス、電車、フェリー)と徒歩でひたすら動き回っています。およそ観光客が行きそうにない、図書館、community centre、市役所、子育て支援関連施設、郊外住宅地などが中心。数年前にシドニーで一泊だけしましたが、さすがにそのとき見たのは中心に近いごく一部のみ。今回は違う表情のシドニーをいろいろ発見中。

 自然の地形を生かした都市の仕組みがとても印象的。特に入り組んだ海岸線と川を活かした大都市の水上交通というものに興味を引かれました。

 鉄道でいえば駅にあたるWharf(ここはKissing Pointという素敵な(?)名前)とその背後の住宅地。


 一応、おきまりの構図も。

 アデレード、メルボルン、シドニー。同じオーストラリアの大都市でも、それぞれとても個性的です。

2012年3月1日木曜日

Mackerelは鯖かと思ったら・・


先週は40度近い日が続いていたというのに、今日は1日雨で最高気温が20度に行かない、肌寒いくらいの天気。
ということで、大学に行くのはあきらめ、家でシドニーでの訪問すべき施設などの情報を仕入れ、地図化する作業・・。Google MapsのMymap機能は便利です。

 とういうことで町の風景のネタもないので、少し前の写真をネタに。

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 こちら、以前お米Koshihikariを買ったときに、同じアジア食材店で買った冷凍魚。Mackerelという英語を見て、「お、鯖だ」と思いこみました。昔アメリカのIndiana Universityに留学したときに住んでいたBloomingtonという内陸部の町で、魚が買える貴重な韓国系アジア食材店Saragaで、冷凍のMackerelをよく買っていたのです。

 フライパンで焼いて食べてみると、とても味わい深くておいしい。鯖がおいしくないというわけではないですが、それよりもまろやかな甘みで、何か違う。iPhoneに入れてある英和辞典でMackerelを調べると、やはり「サバ」と書いてある。その前についているAtkaは乗っていない。そこで、韓国語辞書。大きく書いてある方の이면수(imyunsoo イミョンス?)という単語を調べてみると、「ホッケ」でした。普通は写真で分かるんですかね。居酒屋とかではよく食べてますが、開いた形の印象しかないもので・・・。

韓国語を調べなかったら、サバだと思い続けていたかもしれません・・。ネットでAtka Mackerelという英語を調べると、キタノホッケとかシマホッケとか書かれていて、色合いも縞があってホッケとは違う魚を指すようですが、たぶん韓国語の方を信じてホッケなのだと思います(自信はなし)。

ともかくこれは、$5くらいで、味もつけてあるのでフライパンで焼くだけで、とてもおいしい。また買ってこよう。