2012年9月5日水曜日

Farewellモード突入その2(アデレードで知るインドの多様性)


またすっかり間が開いてしまいました。8月23日ごろに投稿したつもりだったのに、失敗していたようです。
----------
先週末のお話の続きです。日曜日は、ほぼ同じ頃に住み始めたインド人シェアメイト(house mate)Vに、彼の従兄弟の経営するインド料理のレストランに招待してもらいました。

IMG_1278
Lamb Shank

Vの友達1人も合流。初対面でしたが、日本のアニメやロックが好きで、フジロック フェスティバルにも行ったことがあるという人。彼が知っている曲を僕が知らなかったりして、がっかりさせたかも。彼もインド人ですが、Vとは別の地域、言葉も宗教も外見も別。どちらかというと、東アジアの人と思うような顔立ち。インドの北東部は、バングラデシュより東にあり、すぐ隣はミャンマーなので納得です。キリスト教や自然崇拝の土着宗教の信仰する人たちの多い地域らしい。こうしたこと、不勉強にも始めて知りました。

最近シェアハウスに入ってきた別のインド人Rも、また別の地域。彼とは妻子を一時的に母国においてきているという共通点もあって、最近よく話をしている仲です。言語好きの性(さが)で、このRの母語Teluguについていろいろ聞いてみると、どうも日本語と文法が似ている。ウェブで調べてみると、南方のドラヴィダ系の言語は、日本語の助詞のような単語で文法的な役割を変化させる「膠着語」という種類に分類されるらしい。日本語も同じ。語順も似ているようです。

Telugu文字は子音と母音の組み合わせで一つの文字。ただし、よく聞いてみると子音部分と母音部分の組み合わせになっていて、ハングルみたい。

今まで話したことのある人の中で、韓国、トルコ、フィンランド、ハンガリーの言葉は似ているということには気づいていて、実際「膠着語」の説明を見ると例に挙がっているのですが、南インドにも似たようなグループがあるというのは知りませんでした。ドラヴィダ系のアーンドラ朝、世界史で覚えたのを思い出しました。

オーストラリアで生活していると、さまざまな国や地域の人に会うので、地理や歴史を勉強する意欲がわきます(笑)。

0 件のコメント:

コメントを投稿