昨日まで4日間、電波もまったく届かない、水はrain water のみ、電気もなし、というところで、バンドのメンバーの誕生日企画のキャンプをしていました。こちらでは、自分で自分の誕生日のイベントを企画したり、自分で職場にケーキを焼いていったりするのを、見聞きします。今回もメンバー本人が発起人。大きな区切りの年ということもあるようですが、平日が2日も入っているのに、友人たちが有給を取って集まってくるという、麗しい友情(笑)。
アデレードは土地の余裕がある(そして平屋が多い)からできるというのはありますが、京都の町屋ってこんな感じだなあといつも思います。アデレードでは2階建ての場合でも人の庭に面した方向には窓がなかったり磨りガラスだったりで、隣の家の”Private Open Space”や窓をのぞき込めないように、City Council(市)の規制があるようです。
今回は、1週間、My Multi 3というパスを買い、Greater Sydney(シドニー都市圏)のほぼすべての公共交通機関1週間乗り放題。通勤時間を含めバス、電車、フェリーをフル活用して、さまざまな地域(Suburbs)を動き回ってきました。一番有名なビーチBondaiやBlue Mountainsなどの観光スポットには行けていませんが、西は平野部のほぼ外れにあるPenrithという街、北もやはり平野部(といっても起伏はかなり多いですが)の外れHornsbyまで。Penrithはシドニーの中心部から電車で1時間かかります。
金曜の夕方に始まって祝日の月曜日の夜遅くまで。土日はそれぞれ12時間以上、オーストラリア中、世界中から集まったハイレベルなアーティストが、ライブパフォーマンスをやっているという、(主に)ミュージック・フェスティバルです。日本でいうとフジロックなどが近いものだと思いますが、WOMADという言葉はWorld of Music, Arts and Danceの略で、音楽のジャンルも多様ですが、ヨガやインドのボリウッド調のダンス、パントマイム、アートフェスの要素も含まれています。
一つは、ファンク、ディスコの重鎮、ギターのカッティングといえばこの人(だと恥ずかしながらこのとき知った)、Nile RodgersのChic。僕の年代の人なら、おそらく聞き覚えのある曲がたくさんあると思います。そして誰でも(僕でも)知ってる曲としては、マドンナのLike a Verginのアルバムプロデュース、そしてあの特徴的なギターリフも弾いています。その彼の生のギタープレーを間近で見ることができました。