2012年3月27日火曜日

カヌー・カヤック&キャンプ


昨日まで4日間、電波もまったく届かない、水はrain water のみ、電気もなし、というところで、バンドのメンバーの誕生日企画のキャンプをしていました。こちらでは、自分で自分の誕生日のイベントを企画したり、自分で職場にケーキを焼いていったりするのを、見聞きします。今回もメンバー本人が発起人。大きな区切りの年ということもあるようですが、平日が2日も入っているのに、友人たちが有給を取って集まってくるという、麗しい友情(笑)。

僕も、前日の夜遅くまでかけて、ゼミ生の卒業記念スライドショー作りやもろもろの仕事の連絡を何とか終わらせ、睡眠不足で参戦。

行き先は、アデレードから南東に500キロほど行った、Victoria州にLower Glenelg National Park。ここまでは車2台に分かれて陸路で移動。

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今回の目玉はなんといっても、現地でレンタルしたカヌーとカヤックにテント、水、食料(お酒も)など、すべての荷物を積んで、自分たちで漕ぎながらほとんど流れのない静かな川を移動し、キャンプサイトに上陸してテントを設営するというところ。最初の日はカヌーレンタル屋兼宿泊施設(上の写真)への移動だけでしたが、その後の水路の移動距離はトータル25キロほど、緩やかですが上流に向かって進むので、手を休めたら、一向に前に進みません。中間の2日間は13-6時間ほどこぎ続けていました。

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OrtriebのFront RollerとRear rack packはどちらも完全防水なので、このままカヤックに載せました。

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 人数が奇数だった関係で僕はほとんど一人乗りのカヤック(上の写真)に乗っていたので、体の硬い僕には相当厳しい姿勢、かつ、自分が漕がなければ進まないという、なかなか修行のような体験。

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とはいえ、ときどき休憩すると、周りは川と森だけ、鳥の声が森にこだまして、究極の非日常でした。(ただし休むと仲間に引き離される)

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 自分たちのグループだけしかいないキャンプサイト。車ではアクセスできません。

 ライスの代わりに簡単に火の通るクスクスを使ったカレーや、朝食のオーツ麦など、こちらのキャンプフードの工夫を知るのも、なかなかいい経験でした。でも、やっぱりカレーなんだというのも面白いですね。

そして、年越しのビーチハウスの時と同様、一緒に行ったバンドメンバーの友達グループの、はちゃめちゃに楽しみながらも、必要なところでは、しっかり責任ある行動をとるメリハリには感心させられました。おかげで、オーストラリアのslangのシャワーを浴び続けた4日間でしたが・・。

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