2012年2月15日水曜日

出版記念パーティー&シドニー恐るべし


 オーストラリアにいても年度はしっかりついて回るので、ここ最近年末のどちらかというとに追われる日々。今日は来月のシドニー出張の宿の予約に一苦労。シドニー恐るべし。準備の遅い自分がいけないのですが、週末ほとんど空きがない!そして、ホテルが高い!

 半日、妥当な値段の空き室検索に費やしてしまいました。

 昨晩は「出版記念パーティー」。といっても、自分の本ではなく、研究所のdirectorと研究員の共著。仕事と生活の分野では重要な発信をしている研究所なので、州首相と大学の学長(vice chancellor)のスピーチもありましたが、小さな書店で著者たちの親族も多数参加の和やかな立食パーティ。とはいえ、本屋の中をワインを持った人たちがうろうろしているので、こぼさないかと店の人はハラハラしていたと思います。

 6年前に小学生と高校生だったdirectorの子どもたちとも再会。すっかり大人でした。でも昔と変わらず、母親のこういう仕事の晴れ舞台に参加してくれるというのがいいですね。

 全体パーティの後は内輪の食事会。前半は研究所のメンバーの席で話していましたが、途中からdirectorの弟とその娘さん(日本訪問経験あり)と意気投合。なぜか親族の席に混じって盛り上がっていました。開放的なAussie気質好きです。

2012年2月13日月曜日

Fruit Chutney(フルーツ・チャツネ)の使い道


今日はひたすら、(日本の)年度末の会計処理作業に明け暮れた一日でしたが、昼間に近くのCommunity Centreで開かれていた、日本人関連団体のガレージセールをのぞいて来ました。結構年配の方を含めてこれだけ日本から来ている人がいるんだと、改めて認識。今まで知り合った日本人は同世代か若い人がほとんどだったので、歳も自分よりかなり上で長く住んでいそうな人たちがたくさんいたことが、とても印象的でした。

結局、知り合いは誰もいなかったので、少し立ち話をした程度で、夕食の買い物に。

前に甘口カレーを作ったときに瓶詰めで買ったFruit Chutneyがたくさん余っていて、その使い道をネットで探しました。あまり詳しい情報はなかったのですが、ヨーグルトと混ぜて焼いたラムステーキのソースに使えるというのを見て、断片的な情報を拾い集めて挑戦。

【Lamb のつけ置き】
ラムは一応marinate(つけ置き)したほうがいいと思ったので、次のような材料を混ぜてたれ作り。
・ローズマリー(ちょうど庭に大量にあるので)
・乾燥ガーリック
・レモンジュース
・醤油
Container(IKEAで買ったタッパーっぽい容器)にLambの切り落とし300gほどを入れ、上の材料をどれも適当に全体に降りかかるくらい入れて、ふたをしてよく混ぜ、冷蔵庫で2時間。

【ソースの準備】
・Fruit Chutney
・Natural Yogurt
それぞれ大さじ2杯ぐらいですが、肉の量にあわせて適当に同量ずつくらい。
・乾燥red pepper少々(お好みで)

【Lambのソテー】
つけ置きしておいたLambを容器からだし、ローズマリーなどを取り除いておく。

フライパンを熱しオリーブオイルとバターを全体に広げてからLambを入れる。

両面に軽く焦げ目をつけ、後は焦げ付かないようにひっくり返し。赤ワインを入れて少しアルコールを飛ばしてから、ふたをして少しだけ蒸し焼き。

だいたい火が通ったらいったんお皿に出す。

【ソースの仕上げ】
肉の汁が残っているフライパンでソースの仕上げ。いったん火を通した野菜(冷凍野菜を使いました)を軽く炒め、先に混ぜておいたソースを入れて、温める。
(今日は冷凍野菜をそのまま入れてしまいましたが、これは別にゆでるかソテーするなどしていったん中まで熱くしておいたほうがよかったと思います。食べたらまだブロッコリーの中が半分凍っていました)

 できあがったソースと野菜をそのままお皿のラムにかけるだけ。

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うーん、このソースは簡単で、ラムとの相性ばっちりでした。同じく少しにおいのあるポークにもいいみたいです。red pepperを入れなければ、甘いソースなので、子どもも喜びそう。(盛りつけはまだ改善の余地ありですが・・)

夜にインド人の同居人にChutneyの使い道を聞いたら、何にでも使える、チャパティにつけるし、トーストにのせて食べたらいいと、ちょうど彼が焼いていたトーストで実演してくれました。

2012年2月11日土曜日

オーストラリアでホットケーキ

文字ばかり多いエントリーが続いてしまったので、ちょっとお口直し(?)。

 少し前、同居人(シェアメイト?)の一人が夕食時にpancakeを焼いていて、食べきれないからと1枚分けてくれました。年末にビーチハウスに泊まったときも、ある日の朝食にとてもおいしいpancakeを食べました。どちらもおいしかったのですが、今まで食べたこちらのpancakeは、日本で食べるホットケーキのようなふんわりではなく、ぺったんこです。なので、3日前ふと食べたくなってこちらのレシピを見て、小麦粉とベーキングパウダーをスーパーで探しました。
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 ベーキングパウダーを見つけられなかったので、ベーキングパウダーがすでに入っているself-raising flour(アメリカではself-risingだそうですが、日本語でなんていうのでしょう)の一番安い(1キロで$1くらい)のもの買ってきました。pancake mixのようなものもたくさん並んでいたのですが、一回分だけで$3ぐらいするので上のものを選びました。

 今日、ようやく週末の朝になり、比較的早く起きたので、朝からキッチンを占領して念願のホットケーキを作ってみました。

参考にさせていただいたレシピをちょっとアレンジしているので。自分の覚えのためにも書いておきます。

【材料(小さめ5枚分)】

砂糖 20g
卵 1つ

self-raising flour 200g
牛乳 210ccくらい(計量カップが見当たらず重さで215gだったので、だいたいこのくらいかと)
バター 10g

【作り方】
ボウルに砂糖と卵を入れ、泡立て器でよく混ぜる。なお、キッチンに来た家のオーナーにbeaterはどこ?と聞いたら、That's called whisk.と教えてもらいました。beaterだと人をたたく棒の意味にもなってしまいますね。

 上のボウルに小麦粉(self-raising)をふるい入れ、牛乳と電子レンジで溶かしたバターを入れて、さらに混ぜる。(この間、ボウルずっと秤に乗せっぱなしで、重さを量りながら材料を足していきました)
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厚手のフライパンを弱火(電熱器ですが)で熱し、温度が安定したころに、「おたま」(英語で何というのか)で中央に垂らしていく。きれいに焼くために油は敷きませんでした。

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表面が乾いて、小さな穴が開き始めたら、ひっくり返す。(上の写真は、食べるのに夢中で乾きすぎて失敗です。裏返したときに、しわしわになってしまいました。

 仕上げは、バターを塗って、クランベリーソースとthickened creamに砂糖をまぜたもの載せて。(ちょっと贅沢な感じですが、少し前にクリームパスタソースを作ったときに余ったものです)
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 優雅な気分の朝食でした。同居人がこれを見て、pancakeとは違うflapjackだと言っていましたが。ウェブで調べたら、イギリスとアメリカで違うものを指していたり、とてもややこしいです。

 それはともかく、満足のできだったので、残りも焼いてバンドの練習に持参。いつも家を使わせてもらっているメンバーの奥さんに、出入り禁止にならないように付け届けです(笑)。

2012年2月10日金曜日

GTD(Getting Things Done)再び


 前回のエントリーで「受信箱(In-box)」の本来の意味(=未決書類用トレイ)に気がついたのは、ThingsというTo Do(タスク管理)ソフトを使ったときだった、という話を書きました。

 Thingsの構造は、David Allenという人が提唱しているGTD (Getting Things Done)という日常のさまざまな物事の処理の仕方についての原則に基づいていて、実は前回のエントリーで紹介した本Lifehackerのメールの処理方法も、このGTDに影響を受けているとういことが書いてありました。それで、どちらにも「受信箱inbox」=未決書類用トレイが関わってくるわけです。

 Lifehacker: The Guide to Working Smarter, Faster, and Betterにたどり着いたのは、改めてこのGTDにしっかり取り組んでみようと思い立って、関連の本を探していたからでした。

 大学の教員という仕事は時間が自由になりそうでいて、学期中は授業と授業準備と会議で手一杯で、その合間で何とか研究の時間を捻出している状態。長い夏休みは子どもも休みなので、その関連の用事とたまった原稿書きで精一杯。ただし、2月に入試と年度末の原稿締め切りが一段落した2月末から3月に少し余裕ができること多いようです(僕の場合)。

 ここ数年間、その時期を、自分の仕事と生活の進め方の見直しに当ててきました。そして最初に出会ったのが、2009年の春に読んだデビッド・アレン(田口 元 監訳)『はじめてのGTD ストレスフリーの整理術 』でした。

 その後の春先の見直し期にも、
2010年はTwitterとPresentation Zen(少し後で研究・授業に欠かせなくなったソフトScrivener)
2011年は佐々木かをりさんのアクションプランナー(手帳)
 などと出会い、その後の仕事と生活に大きな変化をもたらしてくれました。

 (実は、一般向けの話ではないですが、トモ藤田さんの『耳と感性でギターが弾ける本』(リットーミュージック2010年)という本も、30年ギターで難しい曲を弾き続けていながら、アドリブやシンプルなコードワークに自信が持てなかった僕に大きな変化をもたらした本でした。これを学んでいたなかったらアデレードでの音楽仲間(もはやそれを超えていますが)との交流はなかったかも・・と思うほどです)

 話を戻して、GTDの考え方の基本は、気になることをやるべきことをできるだけ具体的なステップに分解して書き出し(頭の中から追い出す)、届いた書類ともども、inboxに入れる。それをとにかく上から処理していく。1分以内でできるようなものはすぐ対応、少し時間のかかるものや今すぐ対応できないものは、To Doとして記録、保管すべきものは保管。といったシンプルな分類で、ともかくinbox(未決)の山をなくしていく。そしてTo Doを週の終わりにレビューする、というものです。(今、現物が手元にないので、記憶の断片をたどっています)

 このGTDに出会ったときは、とにかく目から鱗で、整理の苦手な僕がとりあえず机の上がすっきり。Thingsのさまざまな機能の使い方もわかってTo Doも体系的に処理、という状態が、しばらく続きました。ところが、2年ほど前にあり役職に当たってしまったころから特に紙の書類の方の処理が追いつかなくなり、GTDの具体的な手順を再確認する時間もないまま、エントロピー増大。一度散らかり始めると後はひどくなるばかり・・。ほぼその状態のまま、海外逃亡してしまいました。

 こちらでの調査を本格的に進める時期になり、たっぷりある時間を十分生かし切れていないことに気づきました。そして、ようやく身の回りの整理に取り組み、自室の机もすっきりしたところで、もう一度GTDに取り組もうと決心しました。本を日本に置いてきてしまったので、改めて新しい情報を探した結果たどり着いたのが、Lifehacker: The Guide to Working Smarter, Faster, and Betterだったという訳です。GTDそのものではないですが、それを含めた先人に習ったLifehackが詰まっている本なので、少しずつ読み進めて、毎年恒例春(こちらは秋に向かいますが)の仕事と生活見直しの材料にしたいなと思っているところです。

 まだ、途中なので、どんな発見があったかは、しばらくたってから書きたいと思います。GTDの原則に沿ったTo Do管理ができるソフトThingsの話は中途半端なままになってしまったので、こちらも改めて書きます。

2012年2月8日水曜日

受信箱の意味を考え直す


何のことかと思われそうなタイトルですが、僕にとってはとても重要な発見でした。

ある本(Kindle版ですが)を読んでメールの「受信箱」の本来の意味に気がつき、今までのメールの処理の仕方を根本的に見直しました。昨日の晩から今日にかけて「受信箱の中にメールなし」の状況を作り出し、とりあえずキープしています。厳密にいうと「受信箱の中に既読メールなし」ですが。

メールソフトの「受信箱」は、英語ではin-box。受信箱という日本語のせいか、受け取ったメールを入れておく場所という、メールを使い始めた頃からの固定観念に完全に染まっていました(少なくとも僕の場合)。

しかし、実は英語のin-boxというのは(イギリス英語ではin-trayというらしいですが)、未決済の書類がとりあえず置かれる場所のことだということを改めて認識したわけです。

これまでの僕のメールをめぐる状況はこんな感じでした。

さいわいMacの検索スピードのおかげで、受信箱にすべて入れておいても、あるいは過去のパソコンからインポートした別のフォルダにメールが大量にあっても、瞬時に検索できるので、必要な書類をすぐ取り出して、割と重宝がられる人ではありました。また、メールを受け取って返信できる状況であればすぐ返信するので、反応が早くて助かるともいわれていました。

ただ、つぎのような問題がありました。それは

要返信メールの見落とし


いったん返信しそびれると、いつの間にかリストに埋もれて、かなり後回しになってしまうことがあるのです。

例えば、返信できない、かつTo Doリストにもすぐ登録できないような状況でiPhoneなどでメール読んでしまうと、受け取ったことすら忘れてしまい、受信箱の中に埋もれてしまう。

いつもの愛読ブログShiologyでも、少し前にヒントは目にしていました。アーカイブを活用して、受信箱を空にするということが書かれていて、Apple MailやGmailのアーカイブというのはそうやって使うのかあ、と思ってはいたのです。ただ自分の方法としては、まだ踏み切れていませんでした。

そこで、上に書いた「ある本」です。ウェブサイトLife Hackerの新旧編集長Adam PashとGina Trapaniの著書 Lifehacker: The Guide to Working Smarter, Faster, and Better。

(僕が読んでいる上記の本の最新版は2011年刊行ですが、このメールの処理方法の記事自体がLife Hackerサイトに掲載されたのは2006年のものらしく、つい先ほどウェブ上に日本語訳もあることを発見。)

詳細は上の日本語の記事を見ていただくとして、ポイントはつぎのようなところです。

3つのメールボックスの活用


「受信箱」はあくまでin-box(未決トレイ)であって、一時的に新着メールを置いておく場所だということ。

なので、いったんメールを見たら、決してそのままinboxに残さず、何らかの処理をする。ただし、ここですべてに返事をしろというのは現実的ではない。そこで、次の3のフォルダFollow-up (Action)、Hold、Archive(アーカイブ)に自分で振り分ける。


  • 1分以内で返事やその他の対応をできるようなものは返事をしてしまってArchiveに。
  • 少し時間のかかりそうなものは、Follow-upに入れて、別途To Doとして記録。
  • 処理は終わっているが、数日中に参照する必要があるようなものはHoldに。
  • もちろん一目見て捨てていいようなものは削除。


というものです。

きれいにフォルダ分けしている人は大勢いるようなので、それができる方には今更必要ないかもしれないのですが、僕は分類がとても苦手。分類に頭を悩ませている間に、時間がたってしまう。

それで受信簿に入れっぱなしにして、基本はすぐ返事、しかしできないものにはフラグをつける、などの対応をしていました。しかし、フラグをつけ忘れることもあるし、フラグをつけたものも、普段すべてのメールの処理をしている受信箱から抽出しないと目につかないので、ついつい見落としてしまう。

これら、もろもろの問題が、上の方法とGmailとメーラーソフトでのIMAP方式の活用でほぼ解決することに気づきました。

僕の環境は、研究所で使っているMacbook Airでは、ウェブブラウザ(Chrome)でGmailを見る。家ではMacbook ProでApple Mailアプリ。ときどきiPhoneのMail。もともと、すべてのメールをGmailのアカウントに転送して、すべてimapで連動しています。そこに上のようなフォルダ(Gmailではラベル)構成を作ると、どこかでフォルダ処理をすれば、他のところにも反映されます。受信箱は基本的にからであるはずなので、仮にiPhoneで見て処理し忘れたとしても、パソコンで見たときに、受信箱に残っているので、処理をしなければならないことに気づきます。

比較的時間のある今のうちにこの処理になれておけば、忙しくなっても何とかなりそうに思いますが、甘いでしょうか・・。

実は、「受信箱」の本来の意味に気がついたのは、今回が初めてではなく、2008年からiPod Touch(今はiPhone)とMacで使っている、ThingsというTo Do(タスク管理)ソフトでこの名前が使われていたことからでした。次のエントリーでは、このThingsとその背後にあるライフハックGetting Things Doneについて書いてみようと思います。

【2012年7月9日追記 先日大学で受講した時間管理講座の話にヒントを得て、よく来る宣伝メール(DM)だけは、Gmailのフィルタリングで、アーカイブの中の宣伝メールフォルダに直行するようにしました。時間のあるときにちらっと見ればすむので。】

2012年2月5日日曜日

折りたたみ自転車(tikit)でよかった

今日はCycling for Pleasure Groupの2週に1回の日曜サイクリング(Sunday ride)。ちなみに、オーストラリア(たぶんイギリスも)の英語では、2週間という単位を表す名詞fortnight(あるいは形容詞・副詞のfortnightly)が、不思議とよく使われます。そしてmonthよりweek。家賃の表示も週単位で、支払いが2週間ごと(fortnightly)。オーストラリアで賃貸物件を探すときは、くれぐれも月の家賃だと思い込んで契約しないように気をつけてください(笑)。月単位だとその月によって長さが違うので、週単位で値段を決めるのは確かに合理的なんですよね。

 話を戻して、この日曜サイクリング、原則は10時か11時に集合して午後3時頃に終わるというパターンなのですが、夏の暑い時期は、一番暑い時間帯を避けるなどの工夫をして企画されています。今日はtwilight rideという企画で夕方5時に集合し、しばらく走ってからFish and Chipsのお店で夕食という企画でした。

 ところが、このところ、アデレードの夏とは思えない、寒いくらいの気候。今日は最高気温が21度、断続的ににわか雨(shower)の降る不安定な天気。しかも、集合場所が家から18キロほど離れていて、電車の駅は近くにありません。参加を迷いながらも家を出ると、すぐに大雨。参加をやめて帰ろうかと思ったほどでしたが、夕方まで家にこもっていたから出かけたいし、行く方向の空は割と明るいので、「まあ、最悪どこかからバスに乗せて帰ってこられるし、なんとかなるだろう」とそのまま集合場所のWest Beachに向かいました。

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 シティの外、すぐ西側の郊外。大きな道路を渡る場所には、中間点に写真のような安全地帯。ちゃんと自転車と歩行者の通るところがくぼんでいて、両側に手すり(安全柵?)があるのが特徴的です。アデレードの周辺あちこちで見られる構造です。

 目的地まで緩い下り坂かほぼ勾配なしなので、途中までは快調に進んだのですが、空港の近くにさしかかったあたりから、障害物がないせいかはげしい横風。集合場所に着く頃には、足がつりそうな疲労。

 そんな天候で、誰も来ていなかったらどうしようかと思いましたが、集合場所には10人以上のメンバーが。今日のリーダーも、集まったみんなに向かって You are so brave and “stupid” 。もっとも、他のみんなは、ごく近い人以外は、車に自転車を乗せて集合。僕が着くなり、帰りも自転車で帰るのかと心配されてしまいました。

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 サイクリングコース自体は、上の写真のLinear Parkと呼ばれる川沿いの公園に沿った道など、大半が自転車歩行者専用道で、並木のおかげで風もまし。

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 空港の横(↑)だけ、かなりの風を受けましたが、思ったより快適なサイクリング(20キロほど)でFish and Chipsの店に到着。

 さすがに、このあと、上り中心の20キロ近くを全部自転車に乗って帰る気力はなく、「シティまではバスに乗ろう」と考えていました。すると、メンバーの一人が、家の方向はまったく逆でしたが、たまたま新車の距離を乗る必要があるのと、近くのエリアに住んでいる娘さんの顔を見に行けるからというので、tikitを4WDの荷室にご本人のDahonの折りたたみと一緒に乗せて、家まで送ってくれました。

結局人の車に頼ってしまってはいますが、目的地にたどり着けたら帰りはバスなどに乗せて何とかなる、という折りたたみ自転車tikit安心感は、普通の自転車よりもかなり行動範囲を広げてくれているように思います。

歩行者・自転車に優しい工夫

少し前に不便さと安全の話を書きましたが、ほかの安全上の工夫も紹介しておきます。

前提として、オーストラリアでは大人の自転車は車道通行です。あまりに走るスペースのないところや、道路沿の家の出入り前後については歩道をゆっくり走ることはありますが、自転車が許可された歩道のある場所以外は、実際ほとんどの自転車が車道を走っています。

日本でも法律は車道通行ですが、事実上走りにくいこともあってほとんど歩道通行になっていますよね。もっとも、最近、厳密に適用する、しないの議論があるようですね。

アデレードの場合、大きな道にはたいてい自転車レーン(Bike lane)があります。メルボルンは、その範囲が少なくてかなり怖い思いをしましたが・・。

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上の写真のように、道幅の余裕のあるところでは、Bike laneは合法路駐スペースより中央よりにあります。路上駐車のせいで自転車の走るところがないということは、この工夫で避けられています。ただしドアを急に開けられたら危険なのですが・・。シティでは、ドアを開ける幅を、安全地帯のように塗り分けているところも見かけます。

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これもある程度車線の多い道の場合ですが、左折レーンはBike lane(直進)の外側。巻き込み防止ですね。まあ、これはこれでちょっと怖いですが。Bike Laneが一番外側にある場合は、巻き込み防止のため停止線が自動車よりも前にあります。

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上の2枚の写真は、前回簡単に言葉だけで説明しましたが、行き止まりではないものの、わざと1車線かつクランク状にし、かつ入り口に少し段差をつけ、さらにブロックで石畳風にして、交差点の手前で自動車のスピードを落とさせる工夫。同じ箇所をそれぞれ反対の方向から見たところ。日本でも、事故の起こりやすい一時停止箇所で、この工夫はできそうに思いますが、難しいのでしょうか。

2012年2月4日土曜日

手間のかかるメンテナンス

以前のエントリーでクリケットグラウンドのピッチ(投手と打者が投げて打って走るところ)に新たに芝を植えて、冬のスポーツの準備ということを書いたのです。そのときも、早すぎるなあとは思っていたのですが、その後場所によっては、新たにピッチらしいものが横に作られているような気がしていました。

そして今日、通勤経路で、新たなピッチ作りの作業現場に遭遇。

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遠くから写真を撮った後、せっかくだから推測でなく確認しよう!と思って、作業中のお兄ちゃんに直撃インタビュー。

しばらく使うと、地面が荒れてくる(worn outという表現を使っていました)ので、2週間ごとに場所を変えて平らなピッチを作るのだそうです。オーストラリアデーのパーティーの時に初めて公園でゲーム形式のクリケットをしましたが、バウンドさせた玉を打つというのは野球とはかなり感覚が違って、難しいです。その点は、むしろテニスでボールを打つのに近いですね。そのバウンドがあるので、ピッチは平らにしておかないといけないのでしょう。

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手前の、芝がくっきりと削られている部分が新しいピッチと、今日引かれたばかりの真新しいライン(crease)。奥の黒いところが、古いピッチのえぐられた地面を土で埋めている場所

あちこちにあるクリケット場(oval)。たいていは誰でも出入りできるReserveと呼ばれる公園の中にあるですが、整備に相当手間がかかっていると思われます。

なお前にも書いたかもしれませんが、Google Mapsの日本語版ではReserveに「保護区」という訳語を当てられています。とても違和感があるのですが、オーストラリアでその言葉のイメージに近いのはconservation parkで、reserveは誰でも入れる広い芝生のある比較的大きな公園のことです。Australian Oxford Dictionaryの定義では、land set aside for recreational use as a public park etc(公共の公園などとしてレクリエーション用に取っておかれた土地)という定義がそれにこれにあたると思います。この「取っておかれた」という意味で、reserveという言葉が使われているのですね。

2012年2月1日水曜日

女もすなるクリケット

OECD諸国の中でも男女平等の度合いの高いオーストラリアですが、クリケットはイギリスの伝統スポーツとしての名残か、ほとんど女性がやっているのを見ないなあと思っていました。テレビのスポーツニュースで一度だけ扱っているのを見ましたが、あちこちになるクリケットグラウンド(Oval)で女子クリケットチームがプレーしているのを直接見たことは、今までありませんでした。

しかし今日の帰り道、初めて発見。たぶん高校生チームですが、練習用のケージで男子チーム女子チームがちょうど並ぶ形で、投球(Bowling)と打撃(Batting)の練習をしていました。同時に投げている2人のBowlerでは、明らか女子の方が迫力のある玉を投げていましたよ。

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かなり見えづらいですが、奥が女子チームです。写真をクリックしてflickrに入り、上の方の虫眼鏡マークをクリックするとサイズを選べます。

ますますMulticulturalなシェアハウス

3日続けて長々と書いてしまったので、今日は簡単に、久しぶりに住んでいるシェアハウスの話題。2人いたインド人のうちの1人がメルボルンに引っ越してしまってから、しばらく空いていた部屋に、少し前、新たな同居人がやってきました。今度はイスラエル人(Israeli)。これでオーストラリア人4人に、日本人、サウジアラビア人、インド人、イスラエル人が住む、さらに多様なミニ多文化共生社会。宗教的にも、信仰の程度はいろいろですが、かなり多種のものが共存していることになります。とても話し好きで、短期間でいろいろ話す機会があったので、少し前にメルボルンで目にしたユダヤ教徒の生活というのが、一気に身近になりました。

昨日までの話とも関係しますが、いろいろなお国なまりの英語。一番分かりやすいRについていえば、ヘブライ語ではフランス語みたいにのど(口蓋垂)を震わせるんだなとか、インド(パンジャブ)の英語では舌先を震わせるいわゆる「巻き舌」になるんだなとか、だんだんわかって聞き取りやすくなってきます。

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 ユダヤ教徒の彼と話すまで全く気づかなかった、いつも行くスーパーのあるセクション。ユダヤ教の戒律に則った処理方法や材料(油の種類など)を使った食材、Kosher Foodのコーナーです。少し調べて見たところ、生産過程を確認して認証されているので、ユダヤ教徒以外でも安全な食品として購入することもあるそうです。今日キッチンでキッコーマンの醤油を使っていたら、「それはKosherのリストに載っている」と教えてくれました。