そして今日、通勤経路で、新たなピッチ作りの作業現場に遭遇。
遠くから写真を撮った後、せっかくだから推測でなく確認しよう!と思って、作業中のお兄ちゃんに直撃インタビュー。
しばらく使うと、地面が荒れてくる(worn outという表現を使っていました)ので、2週間ごとに場所を変えて平らなピッチを作るのだそうです。オーストラリアデーのパーティーの時に初めて公園でゲーム形式のクリケットをしましたが、バウンドさせた玉を打つというのは野球とはかなり感覚が違って、難しいです。その点は、むしろテニスでボールを打つのに近いですね。そのバウンドがあるので、ピッチは平らにしておかないといけないのでしょう。
手前の、芝がくっきりと削られている部分が新しいピッチと、今日引かれたばかりの真新しいライン(crease)。奥の黒いところが、古いピッチのえぐられた地面を土で埋めている場所
あちこちにあるクリケット場(oval)。たいていは誰でも出入りできるReserveと呼ばれる公園の中にあるですが、整備に相当手間がかかっていると思われます。
あちこちにあるクリケット場(oval)。たいていは誰でも出入りできるReserveと呼ばれる公園の中にあるですが、整備に相当手間がかかっていると思われます。
なお前にも書いたかもしれませんが、Google Mapsの日本語版ではReserveに「保護区」という訳語を当てられています。とても違和感があるのですが、オーストラリアでその言葉のイメージに近いのはconservation parkで、reserveは誰でも入れる広い芝生のある比較的大きな公園のことです。Australian Oxford Dictionaryの定義では、land set aside for recreational use as a public park etc(公共の公園などとしてレクリエーション用に取っておかれた土地)という定義がそれにこれにあたると思います。この「取っておかれた」という意味で、reserveという言葉が使われているのですね。
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