2012年2月15日水曜日

これぞ国際語としての英語!(ついでに初オーブン料理)

今日は研究所で中国人(系?)研究者によるセミナーがあり、参加してきました。

テーマと名前から、そして始まる前に紹介してもらったときにオーストラリアで2年と聞いたことから、自分同じような在外研究中の方かと思っていました。ところが、プレゼンテーションが始まってみてびっくり。中国でのインタビューに基づいた、女性専門職の状況と意識についての優れた研究内容もさることながら、その英語がクリアーで分かりやすい。中国語の特徴がところどころに聞こえるのは確かなのですが、すべての単語がクリアーに聞き取れ、センテンスも明快。英語で聞いてほとんど100%近く聞き取れた研究報告は、日本人の英語も含めて初めてではないかと思うくらい。

イギリス英語的発音といえばそうなのですが、イギリス人が話す英語より少なくとも僕にとっては聞き取りやすい。オーストラリア人のメンバーも彼女のプレゼンテーションのうまさを後から話題にしていたので、ネイティブの人にとっても分かりやすかったのでしょう。

以前こちらに書いた必要な音の区別が、すべて分かりやすいのです。

僕がいくら中学生の頃からネイティブの発音をまねすることに熱心だったとはいっても、初めて海外に出たのが、確か28歳の時。英語を母語として育った人と同じような英語を話せるようにはならないと思います。でも、今日の中国系の人のように、堂々と、誰にでも理解できる英語でやりとりできるというのが、目指すところだな、と改めて決意した今日の経験でした。国際語としての英語(EIL=English as an International Language)ですね。

ただし、これにはオチがあります。在外研究ではなくメルボルンの大学の教授であることは、発表の時にわかったのですが、家に帰ってからさらに情報を探してみました。すると、彼女はオーストラリアに来る前に、すでにイギリスのマンチェスター大学で教授(日本の教授とは比率が違う)にまでなっていて、同大学で中国本土出身の女性で唯一の教授というすごい人らしい。

そうはいっても、中国で大学の先生をした後で、イギリスに渡って地道に研究を続けていった人なので、やはりネイティブスピーカーではありません。

 ということで、彼女のレベルまでは難しいとしても、目指す方向性としては、これかなと思ったわけです。

そんな決意をした日の、晩ご飯。オーブン料理に初挑戦。ちょっと肉が続いたので、Barramundiという魚の切り身(filet)を買ってきて、調理法を検索。

見つけたのが、最近よくお世話になっているTaste.com.auのこちら


全く同じ材料は家になかったので、アーモンドの代わりにピーナッツ、spinachの代わりに、baby choi sumという野菜、Greek style yogurt(ギリシャヨーグルト?)の代わりに普通のnatural yogurt。塩こしょう、乾燥chiliで味付けをしたヨーグルトにdipしてから、砕いたピーナツを片面につけて、オーブンで10分ほど焼いたものです。

野菜の味付けに使うココナッツもないので、醤油で少し味付け。

R0020090
レシピの写真と似ても似つかないのは、気にしないでください。別物ですが、結構いけました。何より意外にオーブン料理が楽だということに気づいたのが収穫でした。オーブンをまともに使ったのは、長男が小さかった頃に住んでいた三重県某市の「男のオーブン料理教室」連続講座に参加したときぶりかも・・。

0 件のコメント:

コメントを投稿