2012年2月17日金曜日

小さくても力持ち(tikitの積載力のまとめ)


今日は本当に一日部屋にこもって会計処理のために、パソコン上のファイルをちまちまといじっていたので、夕食の買い物以外、外出もせず。

ということで、過去の写真から、久しぶりに折りたたみ自転車tikitの話題を。

1年間のアデレード滞在中、車を持たないことにしたので、友人に頼る以外は、基本的にこの自転車一台でどんな用事もこなさなければいけません。このシェアハウスに来て最初の1ヶ月間、tikitが届くまでレンタルのマウンテンバイク(一応21段変速)に乗っていたときは、布製のshopping bagを方に担いで、家から3キロほど離れたスーパーの往復をしていました。肩からバッグがずれてくるし、そのバッグ一つ分の買い物しかできないので、お米も2キロくらいの量しか買えない。坂道もきつい。本当に車なしでやっていけるだろうかと不安に思っていました。

しかし、このtikitに乗ってから、自転車の積載力の認識が変わりました。もちろん何もつけていない状態では同じことで、適切なグッズをそろえることが必要。

一つは、OrtliebのFront Roller。tikitのdouble-sided front rackにペアのFront Rollerをつけておけば、たいていの買い物+通勤に対応できます。Back Rollerという一回り大きいものと迷ったのですが、普段使いを考えるとFront Rollerで正解。
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Front RollerもBack Rollerも開閉はチャックなどではなく、口の部分をくるくると巻いて、ベルトで止めるだけ。素材とこの仕組みのおかげで隙間から水が入ることもなく、完全防水。そして、ふたを完全に巻き込んでおけばtikitの16インチタイヤと同じくらいの高さ、でも巻き込みとくとほぼ倍くらいの高さになるので、フランスパンでも隠れるくらいの高さになります。厚みがそこそこあって素材がとても柔らかいので、かなり様々な形のものに合わせて広がってくれます。内装8段ギア(Shimano Inter8)と細めのタイヤ(Kojak)のおかげで、多少の坂も楽々です。
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そしてこのバッグにも収まらない物には、折りたたみの folding rear rack。いろいろ教えてくれるtikit乗りの知り合い(タスマニアの人であったこともないのですが・・)の経験を聞くと、折りたたみ式でないstandard rackだと、大きい荷物はかかとに当たって漕げなくなるとのことですが、こちらは荷物を載せるときには、rackを広げると、高くなるだけでなく、位置が後ろの方に少し張り出す形になります。ですから、サドルのすぐ後ろまで荷物が来ても、かかとに当たることはありません。

 それでは、今まで載せた難度の高いものトップ(ワースト)3!

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こちらは、収納用品の買い出しで、5キロほどの道のりを移動。これは重さはたいしたことがないので、多少がたつく物のそれほど大きな問題なし。途中途中で振り返って笑われますが、笑顔で返します。

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次はセミアコギター(ハードケース)、これは重くて高価なので、最初はかなりひやひやしました。が、左右対称に力がかかることを心がけて、ゴムバンド(bungee cord)で仮止めした後で、布製のロープ2本で止めると割と安定。振動には気を遣いますが、3-4キロの距離を定期的に運んでいます。

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最後は、最大の難関。tiketの入る段ボール。大型のスーツケースくらいの大きさで、バランスが悪い。メルボルンにtikitを持ち込んだ際、駅でtikitを組み立て、CityのSouther Cross駅からSt. Kildaの宿までの7キロほどの道のりを運びました。その後も2回ほど移動。これは、もう体験したくないです。可能ですが、交通量の多いところでは特におすすめできません。

以上、適切な装備があれば、折りたたみ自転車もかなり使える道具だ、というお話でした。

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