2011年12月15日木曜日

忘年会シーズン

 日本では忘年会シーズンまっただ中だと思いますが、こちらも名前がChristmas Partyとなっているだけで、まったく宗教色もなく、まさに忘年会シーズン。

 違いといえば、何しろ夏なので、「鍋を囲んで」というのとは正反対で、アウトドア。今日の研究所のクリスマスパーティーは、以前もこのブログで取り上げたローンボーリング場で開かれました。

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 もう一つの違いは、昼過ぎから始まって夕方まで、つまり就業時間に開かれていること。他の職場でもそうなのかは分かりませんが、我々以外にもいくつか同じような大人の集団が、他のレーンで同じようにワインやビールをテーブルに置きながら、ローンボーリング(Lawn Bowls)に興じていたので、特殊なことではなさそうです。

 主に高齢者のスポーツで、最近逆に若い人の間で流行っているということはあるらしいですが、職場の人は全員初めての体験らしく、ボーリング場の人が一応説明してくれたものの、ネットで事前にルールをチェックしていった僕があとから説明するはめになるくらい、分かっていませんでした。

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 大ざっぱにいえば氷上のカーリングに似ています。同心円の代わりに、一つの白いボールに向かって、2チーム各4人ずつが、色の着いたボールを転がし、相手のボールをはじき飛ばしたりして、最終的に白いボールに近いところにあるとポイントになるようです。ただし、正確なカウントのし方を誰も分かっていないので、何となく近くにあったら喜ぶという超アバウトな勝負になっていました。

 ボールの重心が偏っていて、一定方向にボールがカーブするようにできているのがミソ。距離とカーブの具合を調節しながら、白いボールに近づけるというわけです。ゴルフのパッティングの感覚に近いかもしれません。加減の仕方が微妙で思ったより面白いスポーツ(?)でした。

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 こちらは、帰り道で見つけた、綺麗な教会建築。St Ignatius Catholic Church。こちらで一番よく見かけるのはイギリス国教会の流れをくむAnglican Church(聖公会)系の教会ですが、これはカトリック教会。説明しづらいですが、形で分かるような気がします。

2011年12月14日水曜日

国際交流

 僕がオーストラリアにいること自体が国際交流なのですが、この一週間、ベルギーの社会学者がvisitorとして研究所にきており、今日は一緒に夕食に出かけました。お互い英語が母語でないvisitor同士、不自由な英語で長時間、主に研究に関する話をして盛り上がりました。

 今いる研究所は、院生も研究員も、僕以外、全員女性なので、子どもの年齢がとても近い男性研究者と話すのは貴重な機会でした。同じ社会学専攻で、研究テーマが近いので、いくつか重要な国際ネットワークを紹介してもらえそうです。今の研究所は、小さいながらも仕事と生活に関わる研究の国際的な交流の場になってきているので、やはり自分にとって最適な場所だったようです。

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1週間離れただけなのに、なぜか懐かしい気分のアデレード。やはり綺麗です。

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こちらはアジア関連の店の多いGouger Street。こんなところに109が。でも「しぶや」の漢字がちょっと違います・・。

2011年12月13日火曜日

Back in Adelaide

 ネット接続の不自由さと、毎日、日中動き回って、夜フィールドノーツ書きというスケジュールで、更新が滞りましたが、充実したメルボルン滞在を終えて、今日昼前アデレードに戻ってきました。

 Tikitを段ボール箱に入れての移動は、そこそこ大変でしたが、それに見合うだけの機動力(?)が得られました。Inner Melbourneと呼ばれる、City周辺の比較的近めのsuburbの様子は、ある程度つかめたかな。西側にあまり行けなかったので、それは次の機会にとっておきます。

 1週間の旅を終えて戻る場所が、家族のいる日本ではなくアデレードというのが寂しいかなと思いましたが、家に帰ったら、Glad to have you backと言ってくれる人たちがいて、シェアハウスのありがたみを感じました。

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アデレード以上に歴史を感じさせる建物の多いメルボルン。近代的な高層建築との対比が印象的です。

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こちらもランドマークの一つFlinders Street Station。いつ通っても何人かの人が写真を撮っています。

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帰ってきたアデレード。着陸直前に見えるNorth AdeliadeとCityの様子。見事に計画された町並み。

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この荷物であと一息、家までバスに乗りました。

2011年12月9日金曜日

tikit持ち込みの価値

先週の予報では滞在中ずっと雨とのことで、自転車(tikit)の持ち込みをあきらめようかとも思ったのですが、数日前から晴れの日の予報が増えたので、持ち込み結構。結局、今日は暑過ぎるくらいの晴天、明日も同様らしい。

下の地図のラインが今日の移動ですが、結果として、南北方向の動きが自転車、東西の大半がtrain(通常の電車)とtram(Cityの中と郊外を縦横に走る路面電車)となりました。これをすべて自転車となるとちょっと時間と体力を使い過ぎるので、主要な目的地の間の距離のある部分はtikitを折り畳んでtrainやtramで移動し、目的地の周辺の街の様子をゆっくり自転車で移動しながら、観察したり写真を撮るという動き方。Cityの中でのちょっとした移動も、だいぶ時間を節約できた気がします。








 今日は、middle class以上の世帯が多いといわれる地域を中心に回りましたが、全体的に昔の状態をそのまま残している家が、アデレード以上に多いように感じました。もう一つ、明らかに違ったのが、緑の深さ。アデレード郊外もかなり緑あふれる住宅地が多いですが、メルボルンの方がだいぶ降水量が多いためか、葉の生い茂り方が濃いのです。Gum Tree以外の木の割合が高いようです。

その他のメインの目的地も収穫が結構あったので、忘れないうちにフィールド記録作りに時間をかけました。ということで、(ネットも相変わらず遅いので)ブログはとりあえずこのくらいで。

2011年12月8日木曜日

Melbourne到着

10時間の旅を経てメルボルンに到着。陸路で行ったおかげで、2つの大都市の間に広大な農地があり、そこに住む人たちがいることが実感できました。
Southern Cross Stationから、tikitの段ボールを持ってTramに乗るつもりでしたが、ラッシュ時の可能性があるので、思い切って到着ホームで組み立てて、段ボールはtikitのrear lackに載せて運びました。組み立てまでは簡単でしたが、そのあとの段ボールの扱いで苦労。空の段ボールでは試していたものの、中にかばんをいれて積むと結構思い。幅を取らないように箱を立てる計画は、あまりにバランスが悪く断念。結局多少幅を取っても平たく載せるほうが安定することが分かり、何とか恐る恐る発進。巨大な箱を後ろに載せて、St Kildaの宿まで7-8キロ。もう一度、箱に詰め直そうかと思ったくらい、かなり不安な出だしではありましたが、Ride the Cityサイトで検索した安全ルートのおかげで何とか無事到着。たぶん危険ですので、まねしないでください。といっても走り始めてしまえば、それなりに安定していて、道も平坦なので、初め心配したよりは楽でした。自転車の積載力というのは思った以上に高いものですね。

おかげで、到着早々、広大なAlbert Parkの様子など、途中の街の様子を見ることができました。

宿のWi-fiがなかなかつながらないので、写真はとりあえず一枚だけ。残りは後日に。

2011年12月6日火曜日

Tikit Packing完了ーメルボルンへ

  明日からメルボルン。郊外を効率よく回るため、自転車を持ち込みます。電車(The Overland)ならそのまま乗せられるかと思っていましたが、確認したところそう甘くなく、Check-in Luggageとして預けないといけないそうです。箱に入れれば$30、むき出しだと$40。

  tikitだけでなく、Bike Fridayといえばスーツケースに入れられる本格的な自転車として名が通っていて、The Overlandの場合も、スースケースなら通常の荷物の範囲で預けられるのですが、自分のスーツケースでは一回り小さい。買うことも考えて調べましたが、これだけにしか使わないような大型スーツケースを買うのはもったいないし、邪魔になる。

結局、tikit購入時の箱をとっておいたので、それを活用することに。問題はスーツケースと違って運ぶのが不便。hardware shop(ホームセンター)に行って使えそうなものを探し、バックルのついた布ひも(Cumbucke Tie Down商品名?)とロープで何とか手作り手提げbike caseが完成しました(というほどのものでも、ありませんが)。スーツケースより少し大きいはずですが、収めるのに苦労しました。スーツケースだったらかなり苦戦したかも。

  AdelaideからMelbourneまで約750Km。行きは10時間、電車(The Overland)でのんびり行きます。

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大型スーツケースより少し厚めくらいの荷物になりました。

2011年12月5日月曜日

国際的なHairdresser

 今日は昼ご飯を食べながら、研究所のDirectorに少し調査準備の進み具合について話しました。基本的には、encouraging なコメントをする人ですが、研究内容には(当然ながら)厳しい人なので、What’s your goal?とかWhat’s the next step?とか突っ込まれると、学生のように汗をかきながら何とか説明。進んでいるこことは喜んでもらえたが、研究対象組織の上にある統括部門の倫理審査も必要になるだろう、という話で、なかなか先は長い。

帰り道、渡豪後2ヶ月伸び放題だった髪を切るために、ネットで検索して行きに予約しておいたHairdresser(美容院)に。ウェブ上ではMen’s hairdresserで掲載されていましたが、Unisexという感じでした。待合スペースには、なぜか一冊、日本のヘアカタログ。店の名前からイタリア系かなと思いましたが、電話をとった男性の英語は、ネイティブに聞こえる。しかし、店で見ていると、子どもについてきたお父さんとはイタリア語で会話、電話で話している英語はイタリア語訛りはまったく分からない。もう一人のスタイリストさん(完全地元の人)が担当しているお客さんは、英語が巻き舌っぽい発音だったので、イタリア人かなと思ったら、あとからロシア人だと分かりました。この地元の元気な女性が担当してくれましたが、他にもいろいろな国出身のお客さんがいて、いろいろな話を聞けて面白いといっていました。

アデレードにいると、こういうmulticultural, multilingual な状況にはあちこちで出くわします。

さて、肝心のカットは、「そんなに話しまくってて大丈夫かな」と心配したものの、全体的には結構上手。しかし、仕上げの大ざっぱさはさすが・・。尾崎紀世彦張りのもみ上げを切り落とした下の部分は、ほぼ際ぞりなし。でも値段もそれほど高くない($30)ので、たぶんここに通うことになるでしょう。ネットで調べた有名店ぽいところだと、一番安い普通のスタイリストさんで$60前後、Directorで$90くらいでした。

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こんな感じの、郊外のあちこちにあるような小さなショッピングセンターの中のHairdresserです。

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Haridresserの帰りの回り道の途中で、発見。小さなConservation Park(自然保護公園?)の横の道だったので、Gumtree(葉っぱがコアラの好物)の上を見上げながら走りましたが、コアラは見つけられませんでした。今回の渡豪では、1ヶ月ほど前に、乗せてもらっている車の窓から、歩道を歩いているコアラを見たのが唯一の経験です。5年前はかなり丘の近くに住んでいたので、何回か目撃したのですが・・。

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Creek(小川)の近くにはこの標識が

2011年12月4日日曜日

学び直す

 昨日は日本人の友人のところでパーティー。当初は日本から来た人だけが集まる予定でしたが、ネットワークの広い友人なので、結局オーストラリア人、複数のバックグラウンドを持つスイス人など、にぎやかな集まりに。最初は日本からの人たちだけだったので、久しぶりに日本語で長時間おしゃべり。さすがに集中しなくても話が聞き取れて、笑えるというのは楽ですね。

集まった人たちはほとんど皆、一度働いてからまた大学で学び直した、あるいは現在進行形の人たち、foundationと呼ばれる準備コースを含めて、大学が人生の再チャレンジの場になりえているということが、よく分かりました。同時に、自分の大学が、自分の授業が、そういう役割を果たせているだろうか、と考えさせられました。もちろん、国の制度的な金銭的サポートの違いも大きいと思います。

ところで、アデレードの南の丘陵地帯にある友人宅。素直にバスで行けばいいところですが、知っている道を1時間以上バスに乗っているだけでは面白くない。結局、途中に電車を挟んで両端の自転車部分が10キロずつというルートを、tikitで行ってきました。

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電車に乗るまでの前半は、アデレードCityを中心とするほぼ平坦な地域の、どちらかといえば下り基調の快適なサイクリング。

電車を降りてからの後半は、平野部の南側にある丘陵地帯。しかも、通ったルートが失敗。素直に検索したお勧めルートを行けばよかったのですが、地図に載っていた自転車専用道を通ってみようと思って、遠回りしたのです。ところが、お目当ての自転車道(bike track, bike path)は工事中、しかも途中にこれまで経験したことのない急坂。しかも長い。下から見上げて絶望しかけました・・。

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この写真は上り詰めたところ、坂の一番下は見えません。

あとからGoogle Earthで確認してみると、500メートル横に移動する間に60メートル上る平均12%ほどの傾斜。ここはできるだけチャレンジと思って、立ちこぎしながら、息を切らしながら途中まで行きましたが、結局最後の50-100メートルほどはあきらめて押したほど。

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実は5年前に車通勤で、たまに通っていた地域。こんな風景のところを抜けるのは分かっていたので、ちゃんとルートの高度差を調べるべきでした。反省。まあ、これで自分のリミットもだいたい分かったので、今後に活かせます。

2011年12月3日土曜日

Sakeを求めてさまよう

 明日、友人が日本人を何人か集めて食事会をしてくれるというので、「じゃあ、煮豚でも作っていきます」と言ってはみたものの、ちょうど料理酒が切れかけ。大学からの帰りにアジア食材店に寄ってみましたが、みりんはあるけど、お酒はなし。

 Bottle Shop(酒屋)によってDo you have Japanese Sake?と聞いても、Japanese Asahi(Super Dryは結構メジャー)?と聞かれる。一人知っていそうな人が探してくれましたが、結局なし。スーパーの酒屋にありましたが、なんと750mlで29ドル。おそれ多くて料理に使えません。

 残りの量でいけるかもしれないからと思って、いったん家に戻って量を計ったら、100mlは欲しいのに、50mlもない。

 結局、確実にあることが分かっている、セントラルマーケットの日本製品の店Little Tokyoへ。幸い、今日はCityのLate night shopping dayなので、夜9時まで開いています。1リットル9ドル45セントという、比較的reasonableな値段で買えました。

 そうはいっても、料理酒だけのために往復15キロというのは悲しいので、マーケットのフードコートで、こちらにきて初めての韓国料理。ビビンバを食べ満足。
 ところで日本酒の英語の発音、こちらではサーキー[sa:ki:]と発音するのが一般的。外来語以外で英語ではエという母音だけで終わる単語がないので、ラテはラーテイ[la:tei]、パフェもパフェイとなりますね。辞書には[sakei]という発音記号(正確にいうと最後のiはIの背の低い形)も書いてありますが、耳にするのはたいてい[sa:ki:]のほうです。

 日本語なのですが、「サケ」といっても通じないので、英語で話すときは一応「サケ」と言ったあとで、若干抵抗ありつつ、サーキーと発音して分かってもらうようにしています。


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 行きがけに以前紹介したレースコースを通ったら、もはやCripsal用らしきスタンド(左)とピット(右)が準備されていました。

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 帰りは9時前になり、さすがに日が落ちました。日本では見たことがない、Lawn Bowlingのコート。普段は白いユニフォームを着た、比較的高齢の人たちが集まっているのですが、今日は金曜の夜、少し早めのクリスマスパーティーらしく、幅広い年齢層の人が集まってにぎやかにプレーしていました。研究所のクリスマスパーティーもLawn Bowling場でするらしいので、今から楽しみです。

2011年12月2日金曜日

アデレードの小学校の制服

 アデレード周辺の小学校は大半の学校で制服uniformが決まっているようです。それぞれの学校ごとに帽子やポロシャツやズボンが、2色ほどのスクールカラーでコーディネートされています。

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 通勤途中にいつも前を通る小学校は、かわいい黄色と黒(紺?)。タグ・ラグビーをしているようです。5年前にうちの子どもたちが行っていた学校でもそうでしたが、体育の授業でも同じ服装。その学校はエンジ色と水色がスクールカラーでした。
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制服というと、「集団主義」的なイメージを持ちがちですが、個人や多様性を尊重するオーストラリアの方が、小学校の制服を重視しているのが興味深いところです。個人、集団、連帯、自由などの関係はとても複雑で、単純に比較できないですね。

 いくつかの小学校のUniformについての情報を見てみましたが、このサイトにあるように、自分の学校への帰属意識を持てることや、校庭や遠足(excursion)のときに同じ学校の子がすぐ分かるという安全上の理由から、制服やdress codeが定められていると書いてあるところが多いです。

 似たような色合いの多い日本の制服だと、校外での区別というのはつきにくいかもしれませんね。