2012年6月1日金曜日

紙包装の保冷効果

日本のスーパーでは当たり前の、保冷剤や氷のサービス。オーストラリア(少なくともアデレード)では見かけません。最初は保冷バッグにシェアハウスの冷蔵の保冷剤をいれたりしていたのですが、車で行くから大丈夫といって使っていない様子。

夏の間、肉や魚がちょっと心配だったのですが、よっぽど移動が長いとき以外は、僕も保冷剤を使わなくなりました。

そして、一つ安心材料だと思ったのは、スーパーに入っているところも含め、こちらの肉屋や魚屋では、下の写真のように、ビニール袋(plastic bag)に入れた後に、2,3枚の大きな紙でぐるぐる巻きにしてくれます。 そして、帰ってきて冷蔵庫に入れ忘れいても、結構冷たいままなのです。
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紙の保温力に最初に感動したのは、京都の「銀閣寺アイス」の新聞包み。(何となく、こう呼んでますが、今ネットで調べたら正式名称は「銀閣寺キャンディー店」のようです)

スーパーでアイスなどを買うと、いくらたくさん保冷の氷などを入れても、家に帰る頃には確実に溶け始めています。ところが、「銀閣寺アイス」では、新聞紙でぐるぐる巻きにしてくれ、京都から滋賀まで帰っても、まったく溶ける様子なしです。考えてみたら、氷はアイスより温度が高いですから、むしろあっためているようなもの?

そういえば、焼き芋屋さんなども新聞紙でくるんで、ほかほかのまま持って帰れますね。

紙の利用と環境のことは難しくてよく分かっていないのですが、オーストラリアではスーパーでもこの紙包装の知恵が生き残っているのが面白い。パックして売られているものは、トレーに入っているので、保冷効果は望めませんが、素材は紙っぽい感じです(詳細未確認)。ウェブで調べたら、今年から植物を素材とするプラスティックのトレイを導入しつつあるようです。
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6月21日の冬至(winter solstice)が近づき、6時前にはこんな様子です。

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