2012年4月20日金曜日

今日は1日インプット(Nvivo 9)

インタビューなど質的データの分析のためのソフトNvivo 9の使い方を学ぶWorkshopがシティのキャンパスであったので、朝から夕方まで参加してきました。

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いつもの郊外キャンパスと違ってシティのまっただ中ですが、中庭には結構緑があります。

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tikitを都心のキャンパスに長時間放置するのはちょっと心配なので、PC教室の目の前に手すりにくくりつけました。教室の中に持って入っても問題なかった感じですが・・。

Nvivoの公式ワークショップだと結構な料金になるのですが、研究所が中心になって開催してくれたので無料(メルボルンからわざわざ来てくださった講師の先生に感謝)。しかもMorning tea, lunch, Afternoon teaつき。学会などでもそうですが、こちらの集まりは、たいていこういう形で食べ物飲み物が提供されるんですよね。夜の会合ではビール、ワインなども出ることが多いです。ただ、学会の参加費はべらぼうに高いですが・・。

さて、Nvivoですが、バージョン8のときに、文献レビュー(Literature review)や、インタビューの分析、質問紙の自由記述の分析にかなり使ってきました。

しかし、新しいバージョンは、自分の最近の研究がまだデータ分析の段階になっていないことと、ここ2年ほど研究の統合環境としてScrivenerを文献レビューにも便利に使ってきたことで、インストールしたままなかなか触る機会がありませんでした。基本的にMac環境なので、Scrivenerでするのがストレスが一番ないのです。素材を集めるところから、最終的な提出原稿に仕上げるワークフローが一つのソフトの中でできるのですから。NvivoはWindows版しかないので、VMware Fusion上のWindows XPの中で立ち上げて、MacOSとの間を行き来しないといけないので、ちょっと腰が重くなります。

ただ、研究の素材同士を有機的に結びつける機能は、リレーショナルデータベースであるMicrosoft SQL server を利用しているNvivoに大きく軍配が上がります。

今日一日あたらためて最新版のみっちり教えてもらって、やはりパワフルなツールだということを実感しました。 Nvivo(前のバージョンですが)で何ができるか?について書いた文章をこちらに載せました。

NvivoとScrivener、もともと用途が違うので、比較すべきでないかもしれないのですが、どちらも多機能なので、音声ファイルの書き起こし、いろいろな書式の資料の整理などでは、どの段階でどちらを使うか、とても悩むところです。

この2つ(+文献情報管理ソフトEndnote)の連携を、こちらにいる間に考えてみようと思います。

せっかくシティに行ったのでLittle Tokyoでハッピーターンと草餅と薄切り肉をゲット。その後、パークランドを通り抜けるときれいな夕日。右は3月に行われたカーレースClipsal 500のスタンド解体中のクレーンです。
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