2011年12月4日日曜日

学び直す

 昨日は日本人の友人のところでパーティー。当初は日本から来た人だけが集まる予定でしたが、ネットワークの広い友人なので、結局オーストラリア人、複数のバックグラウンドを持つスイス人など、にぎやかな集まりに。最初は日本からの人たちだけだったので、久しぶりに日本語で長時間おしゃべり。さすがに集中しなくても話が聞き取れて、笑えるというのは楽ですね。

集まった人たちはほとんど皆、一度働いてからまた大学で学び直した、あるいは現在進行形の人たち、foundationと呼ばれる準備コースを含めて、大学が人生の再チャレンジの場になりえているということが、よく分かりました。同時に、自分の大学が、自分の授業が、そういう役割を果たせているだろうか、と考えさせられました。もちろん、国の制度的な金銭的サポートの違いも大きいと思います。

ところで、アデレードの南の丘陵地帯にある友人宅。素直にバスで行けばいいところですが、知っている道を1時間以上バスに乗っているだけでは面白くない。結局、途中に電車を挟んで両端の自転車部分が10キロずつというルートを、tikitで行ってきました。

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電車に乗るまでの前半は、アデレードCityを中心とするほぼ平坦な地域の、どちらかといえば下り基調の快適なサイクリング。

電車を降りてからの後半は、平野部の南側にある丘陵地帯。しかも、通ったルートが失敗。素直に検索したお勧めルートを行けばよかったのですが、地図に載っていた自転車専用道を通ってみようと思って、遠回りしたのです。ところが、お目当ての自転車道(bike track, bike path)は工事中、しかも途中にこれまで経験したことのない急坂。しかも長い。下から見上げて絶望しかけました・・。

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この写真は上り詰めたところ、坂の一番下は見えません。

あとからGoogle Earthで確認してみると、500メートル横に移動する間に60メートル上る平均12%ほどの傾斜。ここはできるだけチャレンジと思って、立ちこぎしながら、息を切らしながら途中まで行きましたが、結局最後の50-100メートルほどはあきらめて押したほど。

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実は5年前に車通勤で、たまに通っていた地域。こんな風景のところを抜けるのは分かっていたので、ちゃんとルートの高度差を調べるべきでした。反省。まあ、これで自分のリミットもだいたい分かったので、今後に活かせます。

2011年12月3日土曜日

Sakeを求めてさまよう

 明日、友人が日本人を何人か集めて食事会をしてくれるというので、「じゃあ、煮豚でも作っていきます」と言ってはみたものの、ちょうど料理酒が切れかけ。大学からの帰りにアジア食材店に寄ってみましたが、みりんはあるけど、お酒はなし。

 Bottle Shop(酒屋)によってDo you have Japanese Sake?と聞いても、Japanese Asahi(Super Dryは結構メジャー)?と聞かれる。一人知っていそうな人が探してくれましたが、結局なし。スーパーの酒屋にありましたが、なんと750mlで29ドル。おそれ多くて料理に使えません。

 残りの量でいけるかもしれないからと思って、いったん家に戻って量を計ったら、100mlは欲しいのに、50mlもない。

 結局、確実にあることが分かっている、セントラルマーケットの日本製品の店Little Tokyoへ。幸い、今日はCityのLate night shopping dayなので、夜9時まで開いています。1リットル9ドル45セントという、比較的reasonableな値段で買えました。

 そうはいっても、料理酒だけのために往復15キロというのは悲しいので、マーケットのフードコートで、こちらにきて初めての韓国料理。ビビンバを食べ満足。
 ところで日本酒の英語の発音、こちらではサーキー[sa:ki:]と発音するのが一般的。外来語以外で英語ではエという母音だけで終わる単語がないので、ラテはラーテイ[la:tei]、パフェもパフェイとなりますね。辞書には[sakei]という発音記号(正確にいうと最後のiはIの背の低い形)も書いてありますが、耳にするのはたいてい[sa:ki:]のほうです。

 日本語なのですが、「サケ」といっても通じないので、英語で話すときは一応「サケ」と言ったあとで、若干抵抗ありつつ、サーキーと発音して分かってもらうようにしています。


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 行きがけに以前紹介したレースコースを通ったら、もはやCripsal用らしきスタンド(左)とピット(右)が準備されていました。

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 帰りは9時前になり、さすがに日が落ちました。日本では見たことがない、Lawn Bowlingのコート。普段は白いユニフォームを着た、比較的高齢の人たちが集まっているのですが、今日は金曜の夜、少し早めのクリスマスパーティーらしく、幅広い年齢層の人が集まってにぎやかにプレーしていました。研究所のクリスマスパーティーもLawn Bowling場でするらしいので、今から楽しみです。

2011年12月2日金曜日

アデレードの小学校の制服

 アデレード周辺の小学校は大半の学校で制服uniformが決まっているようです。それぞれの学校ごとに帽子やポロシャツやズボンが、2色ほどのスクールカラーでコーディネートされています。

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 通勤途中にいつも前を通る小学校は、かわいい黄色と黒(紺?)。タグ・ラグビーをしているようです。5年前にうちの子どもたちが行っていた学校でもそうでしたが、体育の授業でも同じ服装。その学校はエンジ色と水色がスクールカラーでした。
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制服というと、「集団主義」的なイメージを持ちがちですが、個人や多様性を尊重するオーストラリアの方が、小学校の制服を重視しているのが興味深いところです。個人、集団、連帯、自由などの関係はとても複雑で、単純に比較できないですね。

 いくつかの小学校のUniformについての情報を見てみましたが、このサイトにあるように、自分の学校への帰属意識を持てることや、校庭や遠足(excursion)のときに同じ学校の子がすぐ分かるという安全上の理由から、制服やdress codeが定められていると書いてあるところが多いです。

 似たような色合いの多い日本の制服だと、校外での区別というのはつきにくいかもしれませんね。

2011年11月30日水曜日

新通勤スタイル(with tikit and Ortlieb)

北半球の季節に合わせれば(6ヶ月引き算して)6月に入る夏の入り口だというのに、ここ数日、急に寒くなって明け方10度くらい。しかし、先週は37度の日もある真夏状態で、パソコンの入ったバックパックを背負っての自転車通勤は、背中と肩ひもの部分が汗だくで結構つらいことが判明。

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 そこで、評価の高い完全防水Ortlieb Front Rollerを導入。たまたまイギリスの通販Wiggleのセールでかなりの格安で購入。sleeveケースに入れたMacbook Air11インチが内ポケットにちょうど収まります。ポケットがないのがこの製品の唯一の難点というriviewが多かったのですが、モデルチェンジしたのか、結構便利な2重のポケットがついています。サイズもtikitのFront rackにちょうどピッタリ。

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 反対側のバッグは、自転車関連の道具(ロック、工具など)、昼食、帰り道に買った食材などをいれるのに使っています。折り畳んだときは、右側はつけっぱなし。左側は外してショルダーバッグとして持ち歩きます。
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 なぜか、スタッフのワンコがときどき出勤(笑)。

 身体に重さがかからないというのは、かなり楽です。前輪への荷重は、むしろ、不安定になりがちな小径車の前輪を安定させてくれることも分かりました。

 この優れものバッグの特徴については、サイトにtikit関連コーナーを作ったときに解説します。

2011年11月29日火曜日

フィールドワーク始動!

 こちらでは、インタビューを含むような調査をするためには、全国共通の調査倫理ガイドラインにしたがって、大学の中の機関に詳細な研究計画を提出し、Ethics Approval(倫理に関する承認)を得ないといけません。そのため、ここのところ研究所で、本やウェブの情報を元にその準備をしてきました。といっても、やはりある程度、実際に足を運ばないと現実的な計画を立てられないので、今日はいよいよその第一歩。

 日中に情報を収集してから、夕方、ある子育て支援施設を訪問。今日のところはともかく一市民として得られる情報を、と思って訪ねましたが、こちらの立場を説明したところ、倫理上のステップのことも理解してもらった上で、とても丁寧に対応していただきました。話を聞きに行くべきところの情報なども教えていただいたので、明日からは、今日得た情報を整理して、具体的な研究計画を練ることができそうです。やっぱり足を使って動くことは大事だと実感。

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 小学校の敷地の一角にある子育て支援施設(右隅)。アデレードでは、最近こういう形で小学校が地域の子育て支援のベースとして整備されつつあるようです。

2011年11月28日月曜日

ライブのオーストラリア時間

 昨日のエントリーで触れましたが、土曜日にバンドのメンバーの高校時代の友人・音楽仲間、The Swissが参加するイベントに行ってきました。これが、その日のメインステージ。The Swiss。

 Key, Bass, Drumの三人だけですが、ドラムを含め打ち込みと演奏の組み合わせが絶妙で、本当に楽しめる音楽。ほぼ全員が踊っていました。バンド仲間はジャンルをDiscoと表現していました。YMOを彷彿とさせるシンセとシンセドラム(?)の音ととリズムに、パワフルな生のドラムがまざっている感じ。アルバムの音源では、ライブでのよさがちょっと伝わってこない気がします。

 こちらのビデオでちょっと感じが伝わるかもしれません。


The Swiss Live - Bubble Bath from Closetakes on Vimeo.

 イギリスでもツアーをやっているみたいですし、日本にも進出するかも。こちらのサイトでも、YMOに結びつけて紹介されていました。

 ところで、2ヶ月前のアデレード到着後、まだあまりこちらの夜の街の様子になれていない頃、一人で行ったRobben Ford & Lenegade Creationライブ。ライブ(Gig)のオーストラリア時間というものが分かっておらず、失敗しました。

 会場(venue)にもよると思いますが、このときの会場The Governor Hindmarsh Hotel (The Gov)はこんな感じ。hotelと呼ばれるいわゆるpubのオープンの時間が5.30、ライブ会場のオープンの時間(door opens at )7.30、ここまでしか時間が書いていない。店のカウンターででいつ始まるか聞いたら、8.30。しかしこの時間にはメインのバンドは出てこない。「前座?」のバンドが出てきて、数曲かなと思ったら40分ほど演奏し、MainのRobben Fordが始まったのが、9時半過ぎ。日本だと大物のライブ(オールナイトのRock Fesとか以外)はもう終わる頃では?バスで帰ろうと思っていたので、最後の方は、時計とにらめっこ。結局残念なことに、11時過ぎ、アンコールの前で出てきてしまいました。

一昨日のThe Swissのときは、慣れた人たちと一緒だったので、ゆっくり食事をしてから出かけました。ご覧の通り、メインのバンドの時間が11-12ish。このish(イッシュ)は「だいたいそのくらい」という表現だそうです。



こちらはRobben Fordの公式Channelから。サウンドチェック風景ですが、ちゃんとかっこいい演奏が映っています。


 彼らのアデレードでのライブで、時間の他に驚いたこと。お客さんが、みんなあまりに普通に写真撮影して、店の人も監視している様子がない。何とも文化祭の会場のような、素朴で気軽な雰囲気のなかでのgig。セットリストもステージ上にポンとおいてあって、目の前で見れるので、アンコールの曲数まで、丸わかり。3メートルくらいの距離でRobben Fordの歌とギターを堪能しました。

2011年11月27日日曜日

集団とネットワーク

 いつもは、ちょうどいい具合に、一週間おきに、バンド関係と自転車関係の集まりが交互にあるのですが、今週はたまたま土曜と日曜に続いてしまったので、昨日から今日にかけてあまりに綱渡り的なスケジュールで動き、ようやく一息。

 社会学では集団とネットワークについて豊富な蓄積があるので、ちゃんと調べずに あまりいい加減なことはいえないのですが、前回と今回のアデレード滞在で感じる、あまり日本で体験してこなかった、こちらでの人の繋がり方について書いてみます(アメリカでも似たような感じでしたが・・)。

 昨日もそうだったのですが、何かの集まりに呼んでもらうと、一言で表現できない集まりになることが多いような気がします。日本だと職場の同僚、高校時代の友達、小学校時代の友達、サークル、ゼミなど、何か一言「集団」の名前で表現できるのに、こちらでの集まりで「みんなどういうつながり?」と聞いても、誰とだれはどうつながって、と一組ずつの説明になるわけです。集団ではなくネットワークと表現したほうがすっきりする関係です。経験上から考えられる原因は、次のようなところでしょうか。

・ホームパーティーが多いこと
(いちいちグループに分けていたら切りがない・・。)
・一般的に言われるカップル単位で動くことだけでなく、大人になってからも兄弟や親子のつながりが強いこと。(兄弟それぞれが友達を連れてくる、友達同士がパートナーを連れてくるなど・・)
・知り合い同士が近くにいたら紹介することが、行動としてパターン化されていること。

 昨日は、バンドメンバーの高校時代からの知り合いであるThe Swissというバンドのライブがあるというので、いったん一人の家で夕食会をしてから、みんなでライブ会場へ。すでに家で初めて会うカップル2組を紹介してもらっていましたが、ほぼオールスタンディング形式の会場についてからも、何人を紹介してもらったか。その時紹介してもらった人がまた別の人を紹介してくれて、とても覚えられない。アジア系のオーストラリア人たちとも結構繋がりました。

 こうした経験から、日本でも何かの集まりを企画するときは、なるべく幅広く声をかけるようにしていますが、どうしても、もともとの知り合い同士だけの方が、幹事としても気楽なので、そちらに流れてしまうんですけどね・・。

とてもよかったライブの中身と作法については次回のエントリーで。

(【11月28日念のため追記】あくまでも自分が接している人たちからの経験なので、オーストラリアでも日本でも、もっといろいろなつながり方があるだろうと思います。「日本人は」と決めつける議論には懐疑的なほうなのですが、それでも経験上強く違いを感じることもある。ちょうど今日届いたメルボルン在住の社会学者Yoshio Sugimoto An Introduction to Japanese Society Third Edition (Cambridge University Press, 2010)に、社会内の多様性への注目と、社会間の多様性への注目へのジレンマが書かれていました。杉本先生の議論には、日本人論に距離を置くという点でだいぶ影響を受けています。)

2011年11月26日土曜日

Cityは金曜日

 今日はあいにくの雨。自転車はあきらめて、Cityで乗り換えるバス通勤。せっかくCityで乗り換えるので、帰りにちょっと買い物とファーストフードの外食。

先週木曜日にブログに書いたLate night shopping Day。シティは金曜日です。
アデレード一番のショッピングストリートのRandle Mallですが、他の曜日のこの時間(6時過ぎ)は、ほとんどの店が閉まっています。しかし、今日はこれだけにぎやか。(いや、にぎやかに見えないかもしれませんが、アデレードにしては、これでにぎやかなのです。)

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気分はクリスマス(?)。

次々人が入っていくにぎやかなBGMの店をのぞいてみると、豪華な装飾のある高い天井の店の壁に、「Superdry 極度乾燥(しなさい)」という文字の書かれた巨大な広告が。なぜ日本語?なぜ命令形?とぎょっとして、近づいて写真を撮りました。
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今調べてみたら、2003年に東京でinspireされたことから生まれたという、イギリスを中心に世界中に展開しているブランドなのですね。不思議な日本語が書かれているT-shirtsなど(でもお笑いでなくかっこいい)、日本に進出しなければお土産でウケるかも・・・。

帰りにシティからバスに乗って15分、家の近くで降りたら、街のにぎやかさがとあまりに違う静寂に包まれていました。

2011年11月24日木曜日

自転車で身につける距離感

この1年(もうあと10ヶ月だ・・)の在外研究の主なフィールドはアデレードになる予定ですが、オーストラリアはさまざまな規制(分かりやすいところでは小売り店の営業時間)や制度が州によってかなり異なるので、他州の状況も知りたい。ということで、来月メルボルン行きを計画しています。以前学会で数日間滞在したのですが、自分の発表以外でも割とちゃんと出席していたために、メルボルン大学周辺と中心市街地から出たのは、郊外行きの電車に乗って夕食をとった2時間だけ。

 そこで今回のメルボルン滞在は、折り畳み自転車(tikit)を持ち込んで、いくつかの郊外を回り、子育て支援施設や住宅地や商業地区の様子をゆっくり見てきたいと思っています。

 そこで宿泊先を、あれこれ検討しているときに、ある発見がありました。この2ヶ月、4-50キロの週末サイクリングを含めて、ほぼ毎日15キロ以上は自転車に乗ってきました。そのおかげで、宿泊場所を考えるときに、街からの距離、複数の宿泊先の間の距離などをGoogle Mapsなどで測れば、どのくらい遠いところなのか、感覚的に分かるようになっていることに気づいたのです。

 自動車生活でも20キロと50キロの違いくらいは感覚的に分かるのですが、数キロ単位では大差なく感じると思います。自転車生活だと、普段からどのくらい走ったらどのくらい疲れるかというのを考えて走るので、ちょっとした距離の差に敏感になってきます。
今の自分(on tikit)の感覚は、20キロくらいまでなら一気に行っても大丈夫。休憩を挟めば4,50キロくらいまでは何とか大丈夫というところでしょうか。

 もちろん起伏の違いでしんどさは変わりますが、Google Earthで標高は分かりますし、2地点間の高低差が表示される、こういうサイトや、ルート全体の起伏が分かるこんなサイトもあるので、心配なときはこれで確認できます。

今までなかった感覚が身についてくるのは、とても面白い体験ですね。

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  こちらは今日の街の風景。木の陰に写真では確認しづらいですが、煙突も含めキレイな左右対称(symmetry)です。今住んでいる家もそうですが、Georgian Styleと呼ばれるこうしたスタイルの家が、古めの郊外には比較的多いようです。以前住んでいた新しめの住宅地では、屋根がなだらかな平屋建ての家が多かったのであまり見なかったのですが、今回の滞在で急に目につき始めました。

2011年11月23日水曜日

シェアハウスという選択

 在外研究のため単身でアデレードに滞在すると決まってから、ウェブで住まい探しをしました。初めは、単身で家を丸ごと借りるわけにいかないので、アパートメントを探していたのですが、結構高い。そもそも高層建築の少ないアデレードでは物件が少ない。そのうち、ふと、研究仲間の久保田裕之さんの書いた『他人と暮らす若者たち』という本のことが頭に浮かび、「シェアハウス」という選択肢が視野に入ってきました。

 アパートメント暮らしを想像していたときは、かなり孤独な生活がイメージされて心配になったのですが、シェアハウスという共同生活を想像すると家探しも楽しくなってきます。ウェブで情報を探すうちに、Gumtreeというサイトに山ほど情報があることがわかり、少し見ていましたが、やはり魅力的。アデレードの広々した一戸建てに、格安で住めるのですから。

 いろいろあって、結局アデレードに到着してから、Gumtreeを頼りにhouse share情報を探し、今住んでいるところに落ち着きました。

 初めの1週間ほどは、同居人とのコミュニケーションの機会が少なく、孤独な日々を過ごし、選択を誤ったかという思いもありましたが、今では同居人と適度なコミュニケーションを取りながら、自分の部屋に入れば一人の空間という生活を楽しんでいます。

 今日も、夕ご飯の準備の時間が、なぜかその時間にケーキ作りをしているオーナーと重なったので、しばし雑談。何人かが通りかかって輪が広がる。今日の夕食は一人庭でとりましたが、時々リビングで誰かしらと一緒に食べるということもあります。といっても、たいていはそれぞれが作ったものをそれぞれ食べるだけですが・・。

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 Gumtreeのサイトで、アパートメントやUnit(テラスハウスのようなもの)とhouse shareの、家賃と広さの違いを見ることができるます。ちなみにオーストラリアでは家賃は週当たりの表示。月単位だとその月によって日数が違うので、確かに合理的な気がしますね。アパートメントだとどうしても週200ドルから300ドルくらいになってしまうのに対して、house shareだと150ドル前後。共有部分を含めると使える広さはhouse shareの方が圧倒的に広いと思います。