2011年11月23日水曜日

シェアハウスという選択

 在外研究のため単身でアデレードに滞在すると決まってから、ウェブで住まい探しをしました。初めは、単身で家を丸ごと借りるわけにいかないので、アパートメントを探していたのですが、結構高い。そもそも高層建築の少ないアデレードでは物件が少ない。そのうち、ふと、研究仲間の久保田裕之さんの書いた『他人と暮らす若者たち』という本のことが頭に浮かび、「シェアハウス」という選択肢が視野に入ってきました。

 アパートメント暮らしを想像していたときは、かなり孤独な生活がイメージされて心配になったのですが、シェアハウスという共同生活を想像すると家探しも楽しくなってきます。ウェブで情報を探すうちに、Gumtreeというサイトに山ほど情報があることがわかり、少し見ていましたが、やはり魅力的。アデレードの広々した一戸建てに、格安で住めるのですから。

 いろいろあって、結局アデレードに到着してから、Gumtreeを頼りにhouse share情報を探し、今住んでいるところに落ち着きました。

 初めの1週間ほどは、同居人とのコミュニケーションの機会が少なく、孤独な日々を過ごし、選択を誤ったかという思いもありましたが、今では同居人と適度なコミュニケーションを取りながら、自分の部屋に入れば一人の空間という生活を楽しんでいます。

 今日も、夕ご飯の準備の時間が、なぜかその時間にケーキ作りをしているオーナーと重なったので、しばし雑談。何人かが通りかかって輪が広がる。今日の夕食は一人庭でとりましたが、時々リビングで誰かしらと一緒に食べるということもあります。といっても、たいていはそれぞれが作ったものをそれぞれ食べるだけですが・・。

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 Gumtreeのサイトで、アパートメントやUnit(テラスハウスのようなもの)house shareの、家賃と広さの違いを見ることができるます。ちなみにオーストラリアでは家賃は週当たりの表示。月単位だとその月によって日数が違うので、確かに合理的な気がしますね。アパートメントだとどうしても週200ドルから300ドルくらいになってしまうのに対して、house shareだと150ドル前後。共有部分を含めると使える広さはhouse shareの方が圧倒的に広いと思います。

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