2011年11月19日土曜日

オーストラリアでカシオペア

今日は、2週間に一度のバンド練習。参加させてもらっているバンドは、もともとFunkやdisco(と本人たちが呼んでいる)ジャンルのオリジナルを演奏しているインストバンド。最初にベーシストと合わせたときに、彼がSlap(昔の日本の言い方ではチョッパー)ベースと指弾きを組み合わせたスタイルだったので、ふと、日本の誇るフュージョンバンドのカシオペアを思い出し、教えてあげました。すると予想通りというか予想以上に気に入って、さっそくコピーを開始。あっという間に、Space Roadという速いテンポのかっこいい曲の譜面をあらかた作ってしまいました。

 僕自身は、高校と大学時代は完全なフュージョンバンドで、ほとんどカシオペアコピー、最近のバンドでは自分を含めメンバーの好みを織り交ぜて、プログレ(King Crimson, ELP)、ハードロック(Deep Purple)、日本のロック(Char)の他に、やはりフュージョン(Larry Carlton, カシオペア)のギターを弾いてきました。高校時代は池袋のヤマハでそれぞれのメンバーがクリニックを開いたりしていたので、ギターの野呂さんと会話して感激したのを覚えています。

 Space Roadは好きな曲の一つで、個人的には練習していたのですが、難しすぎてバンドではやったことがなく、感激の初演奏でした。ドラマーは聞いたこともない曲を突然たたかされて、四苦八苦。ところが、そのSpace Roadをたたいているドラマー神保彰の名前を出したところ、最近買ったばかりのシンバルが彼のプロデュースしたモデルだ、と驚いていました。オーストラリアでカシオペアを通した結びつきが生まれるとは。

 MINT JAMSという名作はiTunesに入れてあるのですが、帰ってきてから改めてそれ以外の曲をウェブで久しぶりに聴いてみたら、本当に色あせない名曲ばかり。もっと世界で(日本でも)認知されてほしいと思いました。今でも世界的に知る人ぞ知るという感じみたいですが。

 練習の合間のビールタイムにはクリケットのルールを教えてもらい、ようやく少し分かってきました。

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 オーストラリアの春を彩るジャカランダはほぼ満開、地面を花びらが埋め尽くしているところも増えてきました。

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