アデレードの春

　しばらく前に30度を超えた日があったというのに、最近はほとんど朝晩10度程度の寒い日が続いていたアデレード。今日の午後からようやく春らしくなってきました。

　日本の桜のように、こちらで春を感じさせる花は、Jakaranda。南半球の国々に見られるようです。日本ではギターの材料などで知られていますが、南米のスペイン語発音からか（訂正　もともとブラジルのjakarandaが使われていたらしいのでポルトガル語から来たようですね。発音は同じかと思いますが）、ハカランダと書いていますね。
　桜と同じように枝に花だけが咲いて、全体がきれいな紫色になります。桜は花が終わってから葉が出ますが、Jakarandaは花が咲き始めると葉っぱがなくなっていきます。

　大学からの帰りに、調整に出していたtikitを取りに行ったので、少し回り道したら、Jakarandaの並木が。まだ満開という感じではないですが、今日の暖かさで一気に開いたような気がします。









こちらは夕方の公園での一コマ。小さくてわかりづらいですが、奥のゲートの中にクリケットのバットを持ったお父さんがいて、子どもがそこに向かってボールを投げようとしています。隣のゲートもお父さんと子どもたち。