シティの南の丘陵地帯を抜けて南西部のビーチに出るというコース。この地域は5年前の生活圏は。いつも車でよく移動していたあたりを自転車で通り抜けるということで、知っている場所を違う形で体験できてとても新鮮でした。モーニングティーの時間に寄ったHappy Valley Shopping Centreのマクドナルドは、Family Day Care(家庭型保育)で子どもたちがお世話になっていた家の子の誕生日パーティーで行った場所。忘れかけていた記憶がよみがえりました。
しかし、懐かしさ以上に、通った自転車レーンが素晴らしかった。Sourthern Expresswayという自動車専用道路に沿って走る、自転車専用道Patrick Jonkar Veloway(7kmちょっと)。そして、Coast to Vine Rail Trailという、廃線になった鉄道の跡地を使った歩行者・自転車用道路。前者はかなり坂のきついところもありますが、Shimano Inter 8を載せた僕のtikitの1速でそれほど問題なく登れる程度です。
Velowayの南端でCoast to Vine Rail Trailに接続していて、南に行くとアデレード周辺のワインの名産地の一つMclaren Valeまで延々続いています。西に行くと6-7kmで、Hallett Coveを経てMarinoというあたりのBeachに出ます。今回はビーチを目指して西へ。
下の地図の赤い線が走ったルートですが、右下隅の四角いループはモーニングティーのための寄り道で、上に書いた2つのbike trailから外れています。
ということで、今回はこの自転車道を紹介します。言葉の使い方を見ていると、bike laneは道路の一部にある自転車通行帯。今回通ったような専用道はbike track, bike trail, bike pathというようです。
これ(上下写真)はVeloway。Southern Expresswayという自動車専用道とほぼ並行していて、徒歩では通れません。コンクリートのガードレールで完全に区切られています。
Velowayの東側はのどかな谷の風景。奥(北東)はシティの方角。
Cityから車で30分弱のところですが、このあたりは馬や羊がいます。
上に書いた二つの自転車道路からは、ちょっと外れたあたりの川沿いの公園。昔の邸宅跡らしく、奥に見える立派なstone pineの木が4本あり、巨大な松ぼっくり(pine cone)がごろごろ。
Coast to Vine Rail Trailに入りました。
新たに開発の進んでいる地域の道路にいったん出ますが、車道の片側の歩道部分が対面2車線の自転車と歩行者用道路になっています。ただし、段差があって、車道とはしっかり区分されています。
だんだん海が見えてきます。
ここで車道を横断。Coast to Vine Rail Trailは反対側からまた続きます。
対向自転車が来ました。2台併走できるくらいの幅がありますね。柵の左は車道。
ビーチ沿いに到着。しばらく低めの崖の上で未舗装路が続きます。
海沿いに来ると、家族を連れてきたかったなあ、といつも思うんですよね。
海沿いに来ると、家族を連れてきたかったなあ、といつも思うんですよね。
最近日本では、対面通行の自転車レーンについていろいろ議論がされているようですが、今回紹介してきたようにアデレードでもよく見かけます。メルボルンでもたくさん見ました。ただし、自転車同士が対面になっているのは、車道等との間にしっかりした仕切りのあるところ、あるいは完全に車道からは隔離されているところです。幅については、たいてい片側1.5m以上はあると思います。
ビクトリア州の歩行者・自転車道の幅のガイドラインを見つけました(こちら)。自転車の交通量などや通常走る距離などに応じて幅が設定されています。
一方、車道の一部に線を引いただけのBike Laneは、すべて車と同じ方向を向いて走り、逆送する自転車はありません(こちらのエントリ参照)。子どもは歩道を走れますし、そもそも車の多いところで自転車に乗っている子どもは見かけません・・。(2回前に書いたように、これはまた別の問題をはらんでいますが・・)
今回のルートは30キロちょっと、その間ちょっと寄り道をしたので、5キロくらいは普通の街中を通りましたが、それを除くと自転車専用道か歩行者とshare。アデレードは自転車を楽しむには本当に最高のところです!
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