2011年12月29日木曜日

新しいことの学び方(クリケットのルールが分かってきた)

バンドのメンバーに26日のBoxing Dayの日からクリケットのビッグイベント(オーストラリア対インドの「テストマッチ」)が始まると教えてもらったので、その日、遅い朝食を食べながらしばらく見てみました。

以前ウェブの情報もちらっとみたし、前回と今回の滞在中、断片的にいろいろな人にルールを説明してもらっていますが、通りかかったクリケット場でも、テレビでも、どちらが勝っているのかすら分からないし、どのタイミングでみんなが喜ぶのかもさっぱり分かりませんでした。大きな試合は何日も続くというのも聞いていたので、昨日もちらっと見て、今日の朝もしばらく見ました。前回の滞在時は、理解することをあきらめていましたが、今回は滞在期間も長いし、周りで好きな人も結構多そうなので、何とか理解したい。そもそも、投げたボールを相手が打つという点では野球と似ているのに、これだけ見当のつかないスポーツがあるということに対して、興味が湧いてきます。

ということで、今日も朝食をとりながら、1時間以上テレビの前に陣取って見ていましたが、やはり分からないので、見ながら改めてウェブで調べてみました。すると、日本クリケット協会という団体があり、そのウェブサイトにとても分かりやすく、かつ詳細にルールが書いてあることを発見。

2ヶ月前くらいだと、見てもおそらく素通りしていた文面なのですが、断片的に説明をしてもらったり、実際にクリケットを見たりする機会を経ているので、疑問点が少しはっきりしてきています。例えば、

・どういうときにアウトになるのか。
・投げる人(ボウラー)が交代するのはどういうときなのか。
・どういうときに喜んでいるのか。
・いつ攻守が交代するのか。
・テレビで片方のチームの点数(らしきもの)だけ7/250のように分数のような書き方をしているのはなぜか。
・何日も続くというのは、野球の日本シリーズのように、勝敗の積み重ねというわけではないのか?

などなど。

こうなったところで、改めて日本クリケット協会のサイトを見ると、だいたい答えが書いてあることに気づきます。細かく書くと切りがないので、一番想像しがたい「何日も続く」というところだけ、自分の理解したことを説明してみます。

最近は短く終わらせるための別のルールもあって普段の国内の試合ではそれを適用しているらしいですが、「テストマッチ」という国際試合は本来のルールで行われるそうです。

まず野球のイニング(回)が9回であるのに対して、クリケットの場合、数日続くというテストマッチでも2回しかない。ということは、片方の攻撃が1日以上続いたりするようなのです。これでは、初日が終わってもどちらが有利か分かるわけがない。

なぜ1イニングがそんなに長いのか。まず、10人がアウトになるまで攻守交代しない。そして、野球と比べてなかなかアウトにならない。

アウトになる要素はいくつかあるのですが、一番基本的なのは、投手(Bowler)の投げたボールで打者(batsman)の後ろにあるwicketと呼ばれる木のゲートを崩すこと。これだけならストライクに入ればアウトになりそうなものなのですが、野球のバッターと違ってbatsmanはこの正面に立ちはだかっていいので、そう簡単には崩せません。そしてファールがなく360度どちらに打ってもいい。そして走れそうでなければ走らなくてもいい。走れそうな打球になるまで打ち続けられる訳です。走った後もアウトになるまで打ち続ける。
他にも、他のスポーツに例えようがないルールが沢山あるのですが、これだけでも複雑さが伝わったかと思います。

ここで、ようやく今日のエントリーのタイトルにつながります。何か新しいことを学ぶときは、「理論やルール(ウェブ)を読む・聞く」、「実際のものを見る(聞く)」、「自分で体験する」という3要素を行き来することが必要だ、ということを改めて確認した、というわけです。

どれから始めるかは、どれが一番身近にあるかで決めればいいように思います。どれから始めても、それだけでは不十分、他の要素に移って初めて、その前のことがらの意味がはっきりすると思うのです。英語の学習についても、「文法」が重要か、「リーディング」が重要か、「会話(実践)」が重要かなどという議論になりがちですが、実践をして初めて文法の意味が分かりこともありますし、実践だけではなかなか分からなかったことが、改めて文法を学び直すと「なるほど」とすっきりすることもあります。どこかの要素で行き詰まったら、他の要素ににチャレンジしてみると、ふと視界が開けるのではないでしょうか。

こちらの人から聞いた僕のキャラクターの描写は、adventurous、easy-going。せっかくの海外一人暮らし、あまり身構えず何でも吸収して行きます!



夕方の買い物帰り、年末モードの静かなクリケットグラウンド(Oval)でクリケットが舞台の小説の続きを読む。




ラジコンヘリで遊ぶ父子。クリスマスプレゼントかな。ほとんどお父さんが楽しんでいましたが・・。


クリケットのピッチだった場所に芝を張って、秋からのラグビー(あるいはフットボール)の準備のようです。

2011年12月27日火曜日

アデレードのBoxing Day

パーティー続きで自転車に乗っている距離が少なかったので、昨日はBoxing Dayのお店の様子観察を兼ねて、Glenelg&Brighton方面まで遠出。

観光客が多く宿泊しているGlenelgの店が開いているのは分かっていましたが、この二日間基本的に店を閉めるというサウスオーストラリア州の規制の趣旨を尊重(?)して、簡単なお弁当と、ポットでカフェオレを持参。夕食のため休み前に買っておいたLambのmarinade(タレの付けおき)も出かける前に準備し、夜、美味しく食べられました。Glenelgでちょっと誘惑に駆られましたが、結局2日間お金はまったく使わず、帰りに乗った電車の回数券一回分のみ。こんな期間が時々あるのはメリハリがつきますね。




はちみつを塗ったパンにツナ缶を載せただけ。あとはリンゴ。

途中の通過地点を含めて分かったことは、Glenelg以外でも(CityのHindley Street, Rundal Street、UnleyのKingwilliam Road)など、もともと人が集まる通りのレストランなどは開いている店が多いこと(ただし25日はこれらも休み)。小規模な店ではレストラン以外のでもアジア系の店などで開いている店が少しだけあること。映画館は開いているなどなど。店はにぎわっているけど、人が集中して殺到してるというほどではないことも、分かりました。また、郊外の街角はレストランを含めて大半の店が閉まっていました。




普段の日曜とあまり変わらない様子のGlenelg

営業規制の例外(Exempt shop)を詳しく確認してみたところ、小さい店(店舗面積で区別)は基本的に規制対象ではないようです。大規模な店のみ規制をすれば、結果として、これだけ営業期間・時間がそろうということなのか、詳しく調べてみたら面白そうです。各週の営業時間規制の分かりやすい一覧はNational Retail Associationが作成した こちらのガイドに。サウスオーストラリア州について12ページから掲載されています。

なお、実際に行っていませんが、WebsiteでチェックしたIKEAは、クリスマスとNew Yearの時期、25日以外はすべて開いているようです。知り合いに聞いたところによると、空港の地区だから除外とのこと。


こちらは少し南に行ったBrightonのビーチ。遠くからの観光客は少ない。ここからCityに戻る区間だけ電車を使いました。


Cityを囲むPark Land。沢山の人たちがピクニックテーブルを持ち込んで、パーティーをしていました。銀色のボールで遊んでいるグループがいくつあったのですが、どうやらペタンクのようです。

【Boxing Dayの起源について】
ところでBoxing Dayについて、前のエントリーにプレゼントを開ける日と書きましたが、改めて辞典やウェブを調べてみると、どうやら、普通のプレゼントではなくChrismas Boxというものと関連しているようです。教会のChrismas Boxというものを開ける日から、その後、クリスマスに働いていた雇用者に雇用主が心付けのプレゼントを渡す日になったという起源が書かれています。少しずつ記述が違ったりするので、上の記述は複数のサイトや辞典と百科事典の共通部分を要約しています。

2011年12月26日月曜日

Aussie Christmas体験

今日(もう日付は変わりましたが)はChristmas Day。昨日、今日とオーストラリアのローカルのクリスマスを体験させてもらいました。

昨日は隔週土曜恒例バンド練習。いつものメンバーの家で、いつもより早めに始めましたが、普段アデレードにいない人を含め、メンバーの友達や兄弟がどんどん集まってくる。練習は少し早めに終えて、庭でBeerとWine time。テニスボールでクリケットを始める人も。僕も投げさせてもらいました。野球と違いひじを伸ばしたまま投げるルールなので、なんとも力を入れづらい。親族のところに移動するとういうことで夕方には解散。



移動はいつもメンバーの車に乗せてもらうのですが、頼ってばかりいても申し訳ないので、メルボルンでの段ボール箱に引き続き、ギターをtikitのrear rackにくくりつけて5キロほどの距離を移動してみました。行きは結び方が左右非対称だったせいで、力が斜めにかかり、すぐにずれてしまって怖かったのですが、帰りは工夫して左右対称にしたので、ほぼズレはなく、行きよりだいぶ楽に。まずゴムバンドで借り固定してから、バックルタイで結びつけるとうまくいきます。いずれにしても左右対称にすることが重要。

今日25日は、友人の家族・親族のChristmas Lunchに参加させてもらいました。友人夫婦は諸事情で参加できなくなったのに、両親兄弟も知っているということもあって、厚かましく参加。さすがに祖父母おじおばいとこまで参加するところに、一人入っていくのは緊張しましたが、みんなとてもfriendlyでwelcomingな人たちで、楽しい時間を過ごさせてもらいました。



途中で通ったいつも買い物をするスーパーWoolworthの駐車場も、ご覧の通り。途中で空いている店は一軒もありませんでした。シェアハウスの人たちもそれぞれ帰省したりしているので、こうして招待してもらっていなかったら、かなり寂しいクリスマスだったと思います。



食事の後、道でクリケットを始めたら、近所の人も飛び入り参加。通る車に道を空けながら、ドライバーに向かって、This is a Cricket pitch(投手bowlerと打者batsmanが立つところ)などと冗談を飛ばす近所の人。なんとも平和な風景でした。ゴミ箱がwicket(投手が狙うバッターの後ろのゲート)のかわり。

あまり水入らずのところに長居するのも申し訳ないので、明るいうちに帰宅。静かな家のリビングで、一人National Lampoon's Christmas Vacationを見ました。クリスマスの家族の騒動を描いたドタバタホームコメディで、「名作」ではないですが、いかにもハリウッドという感じで笑えました。

静かなシェアハウスの庭。8時半前でもまだ明るい。

明日もBoxing Dayでpublic holiday。前々回のエントリーで、アデレードでは店が閉まっていると書きましたが、アデレードの新聞Advertiserのウェブ版Adelaide Nowで興味深い記事を見つけました。

昨年のBoxing Dayの翌日の記事で、内容は要旨は次のようなもの。サウスオーストラリア州(アデレードが州都)では、GlenelgとHarbour Town(どちらもビーチリゾート、特に前者は高級ホテルも多く、観光客向けの店が並ぶ)以外は店が全部閉まっているので、沢山の人がBoxing Dayのセールのために飛行機でメルボルンに行ってしまう。インタビューでは主に、シティなどの店が開いていたらメルボルンに行ったりしない、大きな損失だ、開いている地区に人が殺到しないというような、この規制を批判する声が取り上げられています。ところが150ものコメントがついていて、ざっと見た感じでは、この記事を批判する声の方が多い。1日待てば開くのだからとか、”Give everyone a break and time with family and friends”というような、コメントが多いです。もっとも他の州でセールが始まるのは26日のBoxing Dayで、25日はやはり閉まるんですよね。サウスオーストラリア州の規制はオーストラリアの中でもかなり特異なもののようですが、一度開いているのが当たり前になったら、戻すのは難しいということを、日本のお正月の変化を見ていると感じます。

2011年12月23日金曜日

肉じゃが(のリハーサル)

 メルボルンから帰ってきて以来、パーティーが多かったり、パスタやPad Thaiなどを作っていたりで、日本食は即席みそ汁(+ワカメ)くらいしか食べていませんでしたが、今日は肉じゃが。

 New Years Eve (大晦日?)にバンドつながりの友人たちと宿泊して、それぞれが料理を作ることになっていて、せっかくなので日本的(?)料理を作ることにしました。材料も手に入りやすいし、味が醤油と砂糖中心で、照り焼きと同じような味なので気に入ってもらえるだろうという予想。

 学生時代は時々作っていましたが、結婚してから作った記憶はないので(あったかな?)、今日はリハーサル。酒・みりん・醤油は日本メーカーのをそろえていますが、食材が微妙に違うので、出来上がりを確かめておきたいというのもありました。霜降りの薄切り肉は手に入らないので、Stir Fry (炒め物用)というラベルで売られている細切れ肉を使用。

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 ご覧の通り、肉が「肉じゃが」らしくなく、ちょっとぱさぱさ感がありますが、まあ、味付けはほぼ肉じゃが。一応満足です。

 いつもリビングのテレビでアメリカン・コメディを見ている同居人が不在だったので、一人肉じゃがを食べながらテレビをつけたところ、チャンネル10でやっていたのがこの人Jamie Oliverの番組。聞いたことがあったかなという程度しか知らなかったのですが、たまたま1週間前に研究所のDirectorにこの人のCook bookがお勧めだと言われたばかりだったので、しばし見ていました。

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 やっていたのはJamie’s Best Ever Christmasという2時間番組で、彼の家のキッチンでクリスマスの料理やデザートを準備するという設定のようで、彼の奥さんや子どもまで登場していました。なかなか面白いし、役立ちそうです。日本ではどのくらい知られているのでしょう。

 この番組は最新のもののようですが、過去の彼の番組は日本でもWOW WOWやDVDで見られるようですね。

 ロンドン訛り(Cockney)をまねた英語(Mockney)と言われているそうですが、とてもオーストラリアの英語に似ていて最初オーストラリアの番組かと思いました。オーストラリアの英語はもともとロンドン訛りが変化したものと言われているんですよね。

 今日は買い物に出かけた夕方でも30度越えでじりじり肌を焦がすような日ざしのアデレード。明日(土)は36度の予報です。

Christmas Trading Hours

 Officeの鍵を開けてくれる事務の人が来なくなるようなので、今日からは自宅で仕事をすることにして、昨日本などを持ち帰りました。今日は研究費の会計処理に時間がしまいましたが・・・。

  街も休暇モード。ちゃんと調べておかないと、食物にありつけなくなる可能性があるので、昨日のうちにこの時期のお店の営業時間を確認してみました。下の画像は僕自身がよく中のスーパー(coles)を利用している、アデレード東部郊外の中で5本の指に入ると思われる大規模ショッピングセンターのもの。25日のクリスマスと26日のBoxing day(プレゼントを開ける日:【12月27日訂正】詳細はあとのエントリー参照)は完全休業。正月の1日に2日も完全休業。その分、普段5時半で閉まる金曜日23日は9時までやっているようです。

実は25日が日曜日のため、繰り越されて27日もPublic Holiday。もう少し小さい店はこの日も閉まっています。

日本の小規模店舗は年末年始の休みがもっと多いこともあるので、アデレード年末年始の閉店期間が必ずしも長いわけではないですが、明らかに違うのはPublic Holidayの位置づけ。日本の場合、お店で働いている人にとって日曜日も祝日もあまり変わらないと思いますが、少なくとも南オーストラリア州では通常の日曜日とPublic Holidayは扱いが違います。日曜日も営業時間は短くなりますが、Public Holidayはほとんどの店が休業。宗教観の違いで説明されがちですが、こちらも教会に行くような人(Church goer)はかなり少なく、今この営業時間・営業日を維持しているのは政策によるものだといっていいと思います。

州の法律 Shop Trading Hours Act 1977.13(6)というセクションで
. Subject to this section, shops in shopping districts (other than shops within the ambit of subsection (5e)) must be closed— 
    • (a)  on 1 January, Easter Sunday, 25 December and 26 December in any year; and 
    • (b)  on all other days that are public holidays in any year. 
    • 例外はありますが、public holidaysには店を開けてはいけないとはっきり決められているのです。(【12月27日追記】あとのエントリーに例外について補足しました)
    •  ということで、明日は食料を買いだめしておかないと・・・。
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    • 東部郊外で一番にぎやかなShopping Street The Parade (Norwood)も、小さな子ども連れを含むたくさんの人たちが外食に繰り出していました。

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    •  シェアハウスのキッチンにも綺麗なポインセチアが。

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      キャラバンをつないで、自然の中の休暇へ出発?よく通る道で見かけた風景。

2011年12月21日水曜日

今日の(Aussie)英語表現

会議や院生指導のため研究所のメンバーがほぼみんな集まる火曜日。24日からChristmas & New year’s breakで大学全体が閉まるので、火曜日は今日が年内最後。ということで午後遅くから、研究所内でChristmas drink。先週のボーリングは基本的には内輪だけでしたが、今回は関連のある所外の研究者や過去に在籍した人も参加。

 僕も、残っていた(日本の)卒論コメントを時間までにほぼ終わらせて、参加。5年前に机を並べていた元院生とも久しぶりに会えて、楽しいひとときでした。

 何人かの人とはMerry Chrismas and Happy New Yearの挨拶。日本だったら「よいお年を」ですね。

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最初に撮りわすれたので、残り物だけ。奥にあるmince pie。普通は肉のミンチですが、クリスマスにはフルーツの詰まったものを食べるそうです。調べたところ、イギリスの習慣らしい。

さて、今日覚えた英語表現。僕はこちらでは自転車オンリーですが、それでも飲酒運転はまずいので、お酒を飲んだあとに自転車や車に乗るまで少し待つのを何というのか、という質問をしたところ、「ソイバラップ」との答え。どんな熟語か分かりますか?

 「ラップ」の部分は rとupがくっついているというのは分かるので、問題はソイバーと聞こえる単語。辞書で、soiberとかsoyberとかを調べてみても、ありません。ここでふと、オーストラリアではなぜか女性だけ[ou]という発音が、[oi]と聞こえる発音になることが多いのを思い出しました。たとえばNoを「ノイ」という感じで発音するのです。

 ということで、正解はsober up。soborは形容詞では「しらふ」の状態を指しますが、動詞として使って、I need to sober upというような表現をするようです。またもや、覚えたのは、とてもシンプルな単語です。

2011年12月19日月曜日

ジャイアント・テルミン(Giant Theremin)

 ロシアのテルミン氏が発明したという、不思議な楽器テルミン。映画にもなりましたが、アンテナに手を近づけたり遠ざけたりすることで音程や音量を調節して音楽を奏でる楽器です。以前、誕生日プレゼントに妻からもらった「大人の科学」のテルミンは、どこへ行ってしまったか。

それはさておき、先日大学時代の合唱団の先輩がfacebookで記事を紹介していた巨大テルミン。調べてみると、ちょうど行こうとしてたメルボルンにあるものだったので、cityに滞在した日の夕方行って実験してみました。自転車を押しながらの撮影なので途中まで縦位置のようになっています。見づらくてすみません。



身体を移動させると反応して、音程や音色が変わります。

2012年2月いっぱい設置されているそうです。サウスバンクから小さな橋を北側に渡った川岸にあります。
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時間に注意。

豪華な文化祭 School Spectacular

  今日、日曜日はサイクリングのグループのChristmas Ride & Lunch。朝から20キロほどあいにくの雨模様の中を走った後、メンバーの夫婦のお宅でクリスマスランチ。一応会費は払っているが食べ物やデザートの持ち寄りをしてくれた人もいて、多彩な味とおしゃべりを楽しみました。
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今日のパーティでも、一昨日に続いてpavlova。今日のは伝統的なパッションフルーツではなく、キウイとイチゴ。


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 ご覧の通りのあいにくの天気。この写真はCityからトラムで20分ほどでいけるビーチGlenelgで開催されていた、オーストラリアのプロビーチバレーのシリーズのアデレード会場。

 ところで夜、家のリビングで一人夕飯を食べていたときにたまたまやっていた番組、School Spectacularに見入ってしまいました。

 シドニーを州都とするNew South Wales州のPublic Schools(公立小中高)の生徒たちが、歌、演奏、踊りなどのパフォーマンスを披露する毎年の一大イベントだそうです。オーストラリアの学校の音楽祭といえば、うちの子どもたちがこちらの小学校に通っていたときに経験しましたが、日本のように周到な準備を積み重ねた音楽会とは違う、なんともリラックスして、レベルに関わらずとにかく出演を楽しむものというイメージ。今日見たSchool Spectacularはそういう面もあるものの、プロとして活躍する人たちも混ざり、演出も演奏も相当なレベル。
とくに感動したのが、Natasha Hoeberigs(もう卒業生)

あまりいい映像がないですね。

そしてJack Vidgen


昨年のSchool Spectacularの様子はこちらで見られます。


こちらでも、もう少し詳しく。

2011年12月16日金曜日

Vernacular English

 今夕は研究所のdirectorに誘ってもらってベルギーからのvisitorとともに、地元の社会学者やその友達たちのホームパーティーへ。カナダからのvisitorもいました。

 5年前の滞在時と比べて、彼女は院生の指導や学外の仕事で忙しくなっていて、なかなかゆっくりと話す機会がなかったのですが、昨日今日と「忘年会」シーズンのため久しぶりにいろいろ話すことができました。

 Your English is improving very muchと言ってもらってうれしかったのですが、その中で、You speak more vernacular English(多少違うかもしれませんが)という表現がありました。

 社会学の分野では「ヴァナキュラー」と書いて学術用語として使っているので意味は分かりましたが、英語で日常語として使われるのは初めて聞きました。要は土着的な地元の英語という意味だと思います。どのいう点を指してそういってくれたのかは、確認しませんでしたが、自分で思い当たるのは、getとかputとか、ごく基本的な動詞と前置詞や副詞を組み合わせていろいろなことを表現するようになったということが大きいかなと思います。難しい単語を使わなくても、get throughとか、come acrossとか、put it that wayとか、日本語訳を知らないまま、いいたいことを雰囲気で表現できるようになってきているような気がします。

 どこかで、そういう英語学習の本(新書?)を読んだ気がするのですが、思い出せません。ともかく基本的な動詞と副詞や前置詞の持っているイメージをつかむのは、日本語を介さずに英語を話すためにとても重要だと感じています。

 長期に英語環境に身を置くほとんど最後のチャンスだと思っているので、何とか英語で外国の研究者と対等に渡り合えるようになりたいものです。

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 オーストラリアの伝統的なsweetsだと教えてもらったpavlova。メレンゲとクリームとパッションフルーツのケーキで、とても美味しかった。ただし、今調べたところ、ニュージーランドが起源という説が有力らしい。

2011年12月15日木曜日

忘年会シーズン

 日本では忘年会シーズンまっただ中だと思いますが、こちらも名前がChristmas Partyとなっているだけで、まったく宗教色もなく、まさに忘年会シーズン。

 違いといえば、何しろ夏なので、「鍋を囲んで」というのとは正反対で、アウトドア。今日の研究所のクリスマスパーティーは、以前もこのブログで取り上げたローンボーリング場で開かれました。

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 もう一つの違いは、昼過ぎから始まって夕方まで、つまり就業時間に開かれていること。他の職場でもそうなのかは分かりませんが、我々以外にもいくつか同じような大人の集団が、他のレーンで同じようにワインやビールをテーブルに置きながら、ローンボーリング(Lawn Bowls)に興じていたので、特殊なことではなさそうです。

 主に高齢者のスポーツで、最近逆に若い人の間で流行っているということはあるらしいですが、職場の人は全員初めての体験らしく、ボーリング場の人が一応説明してくれたものの、ネットで事前にルールをチェックしていった僕があとから説明するはめになるくらい、分かっていませんでした。

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 大ざっぱにいえば氷上のカーリングに似ています。同心円の代わりに、一つの白いボールに向かって、2チーム各4人ずつが、色の着いたボールを転がし、相手のボールをはじき飛ばしたりして、最終的に白いボールに近いところにあるとポイントになるようです。ただし、正確なカウントのし方を誰も分かっていないので、何となく近くにあったら喜ぶという超アバウトな勝負になっていました。

 ボールの重心が偏っていて、一定方向にボールがカーブするようにできているのがミソ。距離とカーブの具合を調節しながら、白いボールに近づけるというわけです。ゴルフのパッティングの感覚に近いかもしれません。加減の仕方が微妙で思ったより面白いスポーツ(?)でした。

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 こちらは、帰り道で見つけた、綺麗な教会建築。St Ignatius Catholic Church。こちらで一番よく見かけるのはイギリス国教会の流れをくむAnglican Church(聖公会)系の教会ですが、これはカトリック教会。説明しづらいですが、形で分かるような気がします。

2011年12月14日水曜日

国際交流

 僕がオーストラリアにいること自体が国際交流なのですが、この一週間、ベルギーの社会学者がvisitorとして研究所にきており、今日は一緒に夕食に出かけました。お互い英語が母語でないvisitor同士、不自由な英語で長時間、主に研究に関する話をして盛り上がりました。

 今いる研究所は、院生も研究員も、僕以外、全員女性なので、子どもの年齢がとても近い男性研究者と話すのは貴重な機会でした。同じ社会学専攻で、研究テーマが近いので、いくつか重要な国際ネットワークを紹介してもらえそうです。今の研究所は、小さいながらも仕事と生活に関わる研究の国際的な交流の場になってきているので、やはり自分にとって最適な場所だったようです。

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1週間離れただけなのに、なぜか懐かしい気分のアデレード。やはり綺麗です。

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こちらはアジア関連の店の多いGouger Street。こんなところに109が。でも「しぶや」の漢字がちょっと違います・・。

2011年12月13日火曜日

Back in Adelaide

 ネット接続の不自由さと、毎日、日中動き回って、夜フィールドノーツ書きというスケジュールで、更新が滞りましたが、充実したメルボルン滞在を終えて、今日昼前アデレードに戻ってきました。

 Tikitを段ボール箱に入れての移動は、そこそこ大変でしたが、それに見合うだけの機動力(?)が得られました。Inner Melbourneと呼ばれる、City周辺の比較的近めのsuburbの様子は、ある程度つかめたかな。西側にあまり行けなかったので、それは次の機会にとっておきます。

 1週間の旅を終えて戻る場所が、家族のいる日本ではなくアデレードというのが寂しいかなと思いましたが、家に帰ったら、Glad to have you backと言ってくれる人たちがいて、シェアハウスのありがたみを感じました。

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アデレード以上に歴史を感じさせる建物の多いメルボルン。近代的な高層建築との対比が印象的です。

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こちらもランドマークの一つFlinders Street Station。いつ通っても何人かの人が写真を撮っています。

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帰ってきたアデレード。着陸直前に見えるNorth AdeliadeとCityの様子。見事に計画された町並み。

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この荷物であと一息、家までバスに乗りました。

2011年12月9日金曜日

tikit持ち込みの価値

先週の予報では滞在中ずっと雨とのことで、自転車(tikit)の持ち込みをあきらめようかとも思ったのですが、数日前から晴れの日の予報が増えたので、持ち込み結構。結局、今日は暑過ぎるくらいの晴天、明日も同様らしい。

下の地図のラインが今日の移動ですが、結果として、南北方向の動きが自転車、東西の大半がtrain(通常の電車)とtram(Cityの中と郊外を縦横に走る路面電車)となりました。これをすべて自転車となるとちょっと時間と体力を使い過ぎるので、主要な目的地の間の距離のある部分はtikitを折り畳んでtrainやtramで移動し、目的地の周辺の街の様子をゆっくり自転車で移動しながら、観察したり写真を撮るという動き方。Cityの中でのちょっとした移動も、だいぶ時間を節約できた気がします。








 今日は、middle class以上の世帯が多いといわれる地域を中心に回りましたが、全体的に昔の状態をそのまま残している家が、アデレード以上に多いように感じました。もう一つ、明らかに違ったのが、緑の深さ。アデレード郊外もかなり緑あふれる住宅地が多いですが、メルボルンの方がだいぶ降水量が多いためか、葉の生い茂り方が濃いのです。Gum Tree以外の木の割合が高いようです。

その他のメインの目的地も収穫が結構あったので、忘れないうちにフィールド記録作りに時間をかけました。ということで、(ネットも相変わらず遅いので)ブログはとりあえずこのくらいで。

2011年12月8日木曜日

Melbourne到着

10時間の旅を経てメルボルンに到着。陸路で行ったおかげで、2つの大都市の間に広大な農地があり、そこに住む人たちがいることが実感できました。
Southern Cross Stationから、tikitの段ボールを持ってTramに乗るつもりでしたが、ラッシュ時の可能性があるので、思い切って到着ホームで組み立てて、段ボールはtikitのrear lackに載せて運びました。組み立てまでは簡単でしたが、そのあとの段ボールの扱いで苦労。空の段ボールでは試していたものの、中にかばんをいれて積むと結構思い。幅を取らないように箱を立てる計画は、あまりにバランスが悪く断念。結局多少幅を取っても平たく載せるほうが安定することが分かり、何とか恐る恐る発進。巨大な箱を後ろに載せて、St Kildaの宿まで7-8キロ。もう一度、箱に詰め直そうかと思ったくらい、かなり不安な出だしではありましたが、Ride the Cityサイトで検索した安全ルートのおかげで何とか無事到着。たぶん危険ですので、まねしないでください。といっても走り始めてしまえば、それなりに安定していて、道も平坦なので、初め心配したよりは楽でした。自転車の積載力というのは思った以上に高いものですね。

おかげで、到着早々、広大なAlbert Parkの様子など、途中の街の様子を見ることができました。

宿のWi-fiがなかなかつながらないので、写真はとりあえず一枚だけ。残りは後日に。

2011年12月6日火曜日

Tikit Packing完了ーメルボルンへ

  明日からメルボルン。郊外を効率よく回るため、自転車を持ち込みます。電車(The Overland)ならそのまま乗せられるかと思っていましたが、確認したところそう甘くなく、Check-in Luggageとして預けないといけないそうです。箱に入れれば$30、むき出しだと$40。

  tikitだけでなく、Bike Fridayといえばスーツケースに入れられる本格的な自転車として名が通っていて、The Overlandの場合も、スースケースなら通常の荷物の範囲で預けられるのですが、自分のスーツケースでは一回り小さい。買うことも考えて調べましたが、これだけにしか使わないような大型スーツケースを買うのはもったいないし、邪魔になる。

結局、tikit購入時の箱をとっておいたので、それを活用することに。問題はスーツケースと違って運ぶのが不便。hardware shop(ホームセンター)に行って使えそうなものを探し、バックルのついた布ひも(Cumbucke Tie Down商品名?)とロープで何とか手作り手提げbike caseが完成しました(というほどのものでも、ありませんが)。スーツケースより少し大きいはずですが、収めるのに苦労しました。スーツケースだったらかなり苦戦したかも。

  AdelaideからMelbourneまで約750Km。行きは10時間、電車(The Overland)でのんびり行きます。

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大型スーツケースより少し厚めくらいの荷物になりました。

2011年12月5日月曜日

国際的なHairdresser

 今日は昼ご飯を食べながら、研究所のDirectorに少し調査準備の進み具合について話しました。基本的には、encouraging なコメントをする人ですが、研究内容には(当然ながら)厳しい人なので、What’s your goal?とかWhat’s the next step?とか突っ込まれると、学生のように汗をかきながら何とか説明。進んでいるこことは喜んでもらえたが、研究対象組織の上にある統括部門の倫理審査も必要になるだろう、という話で、なかなか先は長い。

帰り道、渡豪後2ヶ月伸び放題だった髪を切るために、ネットで検索して行きに予約しておいたHairdresser(美容院)に。ウェブ上ではMen’s hairdresserで掲載されていましたが、Unisexという感じでした。待合スペースには、なぜか一冊、日本のヘアカタログ。店の名前からイタリア系かなと思いましたが、電話をとった男性の英語は、ネイティブに聞こえる。しかし、店で見ていると、子どもについてきたお父さんとはイタリア語で会話、電話で話している英語はイタリア語訛りはまったく分からない。もう一人のスタイリストさん(完全地元の人)が担当しているお客さんは、英語が巻き舌っぽい発音だったので、イタリア人かなと思ったら、あとからロシア人だと分かりました。この地元の元気な女性が担当してくれましたが、他にもいろいろな国出身のお客さんがいて、いろいろな話を聞けて面白いといっていました。

アデレードにいると、こういうmulticultural, multilingual な状況にはあちこちで出くわします。

さて、肝心のカットは、「そんなに話しまくってて大丈夫かな」と心配したものの、全体的には結構上手。しかし、仕上げの大ざっぱさはさすが・・。尾崎紀世彦張りのもみ上げを切り落とした下の部分は、ほぼ際ぞりなし。でも値段もそれほど高くない($30)ので、たぶんここに通うことになるでしょう。ネットで調べた有名店ぽいところだと、一番安い普通のスタイリストさんで$60前後、Directorで$90くらいでした。

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こんな感じの、郊外のあちこちにあるような小さなショッピングセンターの中のHairdresserです。

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Haridresserの帰りの回り道の途中で、発見。小さなConservation Park(自然保護公園?)の横の道だったので、Gumtree(葉っぱがコアラの好物)の上を見上げながら走りましたが、コアラは見つけられませんでした。今回の渡豪では、1ヶ月ほど前に、乗せてもらっている車の窓から、歩道を歩いているコアラを見たのが唯一の経験です。5年前はかなり丘の近くに住んでいたので、何回か目撃したのですが・・。

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Creek(小川)の近くにはこの標識が

2011年12月4日日曜日

学び直す

 昨日は日本人の友人のところでパーティー。当初は日本から来た人だけが集まる予定でしたが、ネットワークの広い友人なので、結局オーストラリア人、複数のバックグラウンドを持つスイス人など、にぎやかな集まりに。最初は日本からの人たちだけだったので、久しぶりに日本語で長時間おしゃべり。さすがに集中しなくても話が聞き取れて、笑えるというのは楽ですね。

集まった人たちはほとんど皆、一度働いてからまた大学で学び直した、あるいは現在進行形の人たち、foundationと呼ばれる準備コースを含めて、大学が人生の再チャレンジの場になりえているということが、よく分かりました。同時に、自分の大学が、自分の授業が、そういう役割を果たせているだろうか、と考えさせられました。もちろん、国の制度的な金銭的サポートの違いも大きいと思います。

ところで、アデレードの南の丘陵地帯にある友人宅。素直にバスで行けばいいところですが、知っている道を1時間以上バスに乗っているだけでは面白くない。結局、途中に電車を挟んで両端の自転車部分が10キロずつというルートを、tikitで行ってきました。

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電車に乗るまでの前半は、アデレードCityを中心とするほぼ平坦な地域の、どちらかといえば下り基調の快適なサイクリング。

電車を降りてからの後半は、平野部の南側にある丘陵地帯。しかも、通ったルートが失敗。素直に検索したお勧めルートを行けばよかったのですが、地図に載っていた自転車専用道を通ってみようと思って、遠回りしたのです。ところが、お目当ての自転車道(bike track, bike path)は工事中、しかも途中にこれまで経験したことのない急坂。しかも長い。下から見上げて絶望しかけました・・。

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この写真は上り詰めたところ、坂の一番下は見えません。

あとからGoogle Earthで確認してみると、500メートル横に移動する間に60メートル上る平均12%ほどの傾斜。ここはできるだけチャレンジと思って、立ちこぎしながら、息を切らしながら途中まで行きましたが、結局最後の50-100メートルほどはあきらめて押したほど。

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実は5年前に車通勤で、たまに通っていた地域。こんな風景のところを抜けるのは分かっていたので、ちゃんとルートの高度差を調べるべきでした。反省。まあ、これで自分のリミットもだいたい分かったので、今後に活かせます。

2011年12月3日土曜日

Sakeを求めてさまよう

 明日、友人が日本人を何人か集めて食事会をしてくれるというので、「じゃあ、煮豚でも作っていきます」と言ってはみたものの、ちょうど料理酒が切れかけ。大学からの帰りにアジア食材店に寄ってみましたが、みりんはあるけど、お酒はなし。

 Bottle Shop(酒屋)によってDo you have Japanese Sake?と聞いても、Japanese Asahi(Super Dryは結構メジャー)?と聞かれる。一人知っていそうな人が探してくれましたが、結局なし。スーパーの酒屋にありましたが、なんと750mlで29ドル。おそれ多くて料理に使えません。

 残りの量でいけるかもしれないからと思って、いったん家に戻って量を計ったら、100mlは欲しいのに、50mlもない。

 結局、確実にあることが分かっている、セントラルマーケットの日本製品の店Little Tokyoへ。幸い、今日はCityのLate night shopping dayなので、夜9時まで開いています。1リットル9ドル45セントという、比較的reasonableな値段で買えました。

 そうはいっても、料理酒だけのために往復15キロというのは悲しいので、マーケットのフードコートで、こちらにきて初めての韓国料理。ビビンバを食べ満足。
 ところで日本酒の英語の発音、こちらではサーキー[sa:ki:]と発音するのが一般的。外来語以外で英語ではエという母音だけで終わる単語がないので、ラテはラーテイ[la:tei]、パフェもパフェイとなりますね。辞書には[sakei]という発音記号(正確にいうと最後のiはIの背の低い形)も書いてありますが、耳にするのはたいてい[sa:ki:]のほうです。

 日本語なのですが、「サケ」といっても通じないので、英語で話すときは一応「サケ」と言ったあとで、若干抵抗ありつつ、サーキーと発音して分かってもらうようにしています。


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 行きがけに以前紹介したレースコースを通ったら、もはやCripsal用らしきスタンド(左)とピット(右)が準備されていました。

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 帰りは9時前になり、さすがに日が落ちました。日本では見たことがない、Lawn Bowlingのコート。普段は白いユニフォームを着た、比較的高齢の人たちが集まっているのですが、今日は金曜の夜、少し早めのクリスマスパーティーらしく、幅広い年齢層の人が集まってにぎやかにプレーしていました。研究所のクリスマスパーティーもLawn Bowling場でするらしいので、今から楽しみです。