2012年1月22日日曜日

不便さと安全

来週、こちらでの調査計画についてディレクターと相談する約束をしているので、今日はシティまで買い物に行きつつ途中途中で関連の本を読んでいました。
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 自転車でのんびり走っていると、いろいろ気づくことがあります。これは今日に限ったことではありませんが、その一つが行き止まりの多さです。家などがあって完全に行き止まりというところもあれば、道路の途中をあえて公園や、植栽にして、車が通り抜けられないようにしているところ。日本でも大規模開発の新興住宅地には同じような工夫も見られますが、アデレード周辺では、どこに行っても同じような構造があるので、行政の仕事としてやっているようです


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 上の写真の行き止まり、下の地図の緑のところを見ると分かるように、道路の途中を塞いで公園にしたような形になっています。上の写真はこの南端の部分。

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 こちらが公園を北側に抜けるところ。左側に幼稚園(preschool)があります。

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 両端に自転車と歩行者が通れる幅の出入り口がありますが、幼稚園の入り口に近い部分は、自転車もまっすぐ通り抜けられないような構造になっています。(そういえば、幼稚園・保育圏・小学校の横で道路が塞がれて公園になっていることが多い気がします)

 この他にも、speed hump (あるいはspeed bump)と呼ばれる、かまぼこ状の出っ張りを道路に敷いてあったり、部分的に横に安全地帯のようなものを作って道幅を狭めたり、車を極力メインの道路に誘導したり、スピードを落とさせたりする工夫がなされています。車で走っていると不便に感じることも多かったのですが、自転車で通ってみると、工夫の意味がよく分かります。

 日本だと、メインの道路が常に渋滞していることが多いので、多少の工夫をしても裏道に流れてしまう可能が高いのかもしれませんが・・・・。(僕も裏道好きを反省)

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