というわけで、自分の考えている調査計画が、こちらの大学の基準で問題外でないのか、ディレクターの反応が心配。指導を受ける学生の気分で今日のミーティングに臨みました。もちろん修正すべき点についてアドバイスはありましたが、大枠ではGoサインといえる反応。ホッとしました。
ここ最近、ミーティング資料の準備のため、サウスオーストラリア州での子育て支援の事例についての新しい本を読んでいましたが、その中で、家族同士をつなぐこと、親自身の友人の存在の重要性について強調されていました。
さて、昨日は次男の誕生日。あちらの夕食が終わり寝るまではまだ時間がある、というころを見計らってFacetime (Skypeのようなもの)で、日本の家に電話をしてみると、友達親子と誕生パーティーの真っ最中。こちらには構っていられない様子で、あっという間に通話終了。一人オーストラリアで気楽な研究生活を送っていて妻に負担をかけていますが、友達ネットワークに恵まれて楽しくやっているようで、ホッとします。
日本は「イクメン」ブーム(?)。父親がきわめて関わりづらい現状では、父親が関われるように社会を変えていくことはもちろん大切で、自分もそういう方向の研究と実践をしてきましたが、父と母だけで頑張りすぎて、すべて抱え込んでは、行き詰まってしまいます。
妻は、日々スケジュールがバラバラの3人の子育てと仕事をこなしながら、たくさんの人の助けを借りて、自分の目標に向かって着実に進んでいるようです。昨日大きな試験に合格し、大切な一歩を踏み出せたとのこと。
自分も、母がフルタイムで働いていたので、スーパーウーマンの母はもちろんですが、父親、祖父母、親戚、近所の人など、たくさんの大人たちに(大人ではありませんが姉にも?)見守られ、育ててもらいました。
まして、今は少子化で、一人の子どもに対してたくさんの大人がいる時代、母親一人あるいは夫婦二人で抱え込まず、いろいろな人に育ててもらえるような仕組みづくりがさらに進むといいなあと思っています。
ようやく調査のGOサインが出たので、妻に負けないよう明日から動き出します!

地元の市立図書館Burnside Library (Ricoh GR Digital III)

Fujifilm X10
Fujifilm X10
0 件のコメント:
コメントを投稿