2012年1月6日金曜日

iChatで遠隔サポート

Carrickalingaのビーチから戻って以来、年賀メール書きや卒論のコメント指導で、一日の大半、ちょっとした買い物以外自室の机の前に張り付き状態。

その合間に、日本にいる家族のMacでの作業をサポートすることが必要になり、Macに標準インストールされているiChatが大活躍。

iChatは、10年近く前のOS X 10.2 (Jaquar)から搭載されているインスタントメッセンジャー(チャット)アプリケーション。ビデオチャット対応やグループビデオチャット対応も(Mac版の)Skypeより早く、画質も圧倒的によかったのですが、何しろMacだけのソフトで、WindowsだとAOLメッセンジャーとはやり取りができたものの、Skypeが事実上の標準になっていったために、宝の持ち腐れ状態のソフトでした。

今ちょうど単身海外暮らしで家族とのやり取りに使えそうではありましたが、FacetimeアプリケーションがiPhoneやiPadにも対応して簡単に使えるので、結局iChatは気になる存在ながら、日の目を見ないままでした。

しかし、愛読してるウェブサイトShiologyで、少し前にiChatを使った遠隔操作についての記事を発見。これまで、遠隔操作については、OS 10.5 (Leopard)の「どこでもMy Mac」と、ファインダーの共有Macアイコンからの画面共有機能を使って、研究室から自宅のMacの操作をしたりしていました。しかし、この記事を読んでiChatの機能アップぶりを知ったところに、家族からのサポート要請。

これは絶好の機会!ということで、iChatで文字チャットをしながら、「メンバー」メニューから画面共有の依頼を選んで、家族が了承して共有開始。これなら相手のMacのログインIDを知らなくても、相手が了承してくれれば、画面共有ができます。

そして、文字チャットをしていたのに、自動的に音声チャットに切り替わり、相手の画面がフルスクリーン表示。しかも、ファインダー経由での「画面共有」(実際には「画面共有」というアプリケーションが立ち上がる)では画面が見えるだけで音は聞こえませんが、iChatの画面共有では音も聞こえる。今回は音声も関連するサポートだったので、大助かり。自分のMacが相手のMacそのものになってしまう感じです。もちろんこちらか操作することも、相手の操作を見ながらアドバイスすることもできます。

ということで、iChatの意義を再発見した体験でした。Shiologyには、いつもいろいろな発見のヒントをもらっています。


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エントリーと全く関係ありませんが、今日の1枚。1ヶ月ほど前に大学図書館のReshelving (移動中?再配架中?)の棚に合った日本のコミック。最近の漫画はあまり詳しくありませんが、メジャーな作品から結構マニアックそうな作品まで。(写真をクリックしてFlickrに入り、さらに写真をクリックして右上のView All Sizesをクリックすると最大サイズを選べます)

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