2011年10月14日金曜日

シェアハウスは気持ちの持ち方次第?(9月29日)

 今日の研究所は人が少なく、所長はミーティングで多忙、自分も日本から持ち込んだ原稿締め切りを前にパソコンに終日向かっていたので、あまり会話はなし。ランチの時は、イギリスから来た研究員と4年前から知っている研究員と、日豪比較と日英比較の話などで盛り上がった。

 普段はスーパーやレストラン以外は店が5時か5時半で閉まるアデレードだが、木曜日(Cityは金曜日)だけはLate Night Shopping Dayといって、多くの店が8時か9時くらいまでやっている。ということで、少し遅めの時間に家から自転車で10分ほどのところのショッピングモールに行ってみると、魚屋で品定めをしているDirectorとばったり。普段はこないが近くではいい魚がないので寄ったらしい。普段はCentral Marketで買うという。肉は安くてどこでも手に入るが、魚は肉と比べると若干高くて帰るところが限られるので、肉に偏りそう。(もともと肉好きなので)

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(ある自転車屋の営業時間、規制の厳しいアデレード(南オーストラリア州)ではこれが標準的。メルボルンなどでは遅くまで開いている。どちらがいいのか難しいところだが、慣れればこれも木曜日に祝祭感があっていい。)

 今日の料理。三日前から食べきれずいる、タマネギの辛いスモークサーモンマリネを食べられるようにした方法。フライパンで炒めてから、vegetableのストックをとかしたスープを入れ、砂糖とワインを入れて煮込む。それから卵を割り入れた。これでだいぶマイルドになったが、まだ辛いのは辛い。スモークサーモンは気をつけよう。後はトマトを切ったのと、昨日の昼のTake away中華料理の残り物。さすがに一日冷蔵庫に入れた(朝気がついて冷凍したが)ライスはかなりぽろぽろになっていた。まあ、ともかく、これで残り物はほぼ処分できた。

 今日の夕食時は誰とも会わず、一度見に行ったシェアハウスに問い合わせの電話したときにwe are having a great dinnerと言っていたのを思い出したりして、寂しい気分になった。ほかの場所を探したほうがいいだろうかという考えも頭をよぎるが、どこに行っても最初は慣れないところがあるだろうから、少なくとも1ヶ月ぐらいは様子を見ようと思い直す。

 部屋に戻って、タスマニアに住むTikit(まもなく入手予定の折り畳み自転車)ユーザーからのメールを見たり返事をしたりしていると、寂しさが全くなくなった。結局シェアメイトを家族のようなものと思わず、広々した建物で、効率よく縛られない一人暮らしをしていると考えた方が、少なくともこの家の場合は良さそう。時々の「近所付き合い」は得られるし、むしろ外のつながりをたくさん作っていけばよいとういうことだろう。そもそも家族にも、いつも一緒を期待できるものでもないはず。

 それにしても、タスマニアのTikitユーザーからメールは、彼自身のTikitの使い方の説明から、必要な工具やメンテナンスまで詳細なアドバイスが書かれている。このコミュニケーションだけでも(メジャーでないがコアなユーザーの多い)Bikefridayの製品を買う価値がある気がする。

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