2011年10月9日日曜日

シェアハウス決定とバックパッカーズの週末(9月24-25日)

 土曜の朝、同じ頃にABPIに来たイギリス人男性とキッチンであったので、What’s your plan today?と聞くと、I’m going to work.という。どうやって仕事を探すのかと聞いたら、GumtreeやNewspaper。なるほどGumtreeは家探しだけじゃなかったことに気づく。する仕事はと聞いたら、salesなんとかと聞こえたので、もう少し聞いてみるとticket for「ペインブル」という言葉を使って、銃で撃たれて様子を説明するので、彼が去った後で、何の単語か考える。iPhoneのウィズダム英和にpainbまでを入れても単語が出てこない。あれこれ考えてPaint Bulletで前にstressをおくとペインブルに聞こえるなと思って、ググってみると、やはりペイント弾のこと。しかしPaintballという言葉も出てきて、使用頻度が高いし、発音を思い出してみても、こちらの可能性が高い気がする。このゲームに参加するためのチケット販売ということのようだ。

 この日の午後、これまでのウェブ情報やメールのやり取りから、本命と考えている家を訪問。シティの南東郊外の丘の見える閑静な住宅地。公園のような庭。家は1960年代築と古いといえば古いが、Georgian スタイルで建てられているという、かわいらしい2階建て(アデレード郊外は大半が平屋)。オーストラリア人オーナーが一緒に住み、さまざまな国の出身者がいるが、みんなバラバラなので英語が共通語。これまで行ったところでネックになっていたバスタブや共有スペース、ネット接続があることは確認済み。みんな忙しくてあまり家にいなくて静か、というのが気になったが、オーナーが「必要なものがあれば言ってくれればできるだけ揃えるから」と、商売ではなく住みやすい環境を提供してくれようとしている(実際そのときなかったテレビ、ラグ、ランプなどを後から入れてくれた)のと、「住む人にSense of Communityを感じてほしい」という言葉にひかれ、まだ1軒見たいところはあったが、その場で入居したいという意思を伝えると、後から見に来る人は断ると言ってくれ、今の宿からの荷物運びも車で手伝ってくれることになった。

 本当にあそこでよかったのか・・と若干まだ完全に思い切れていないところもあったが、これで1年間の落ち着き先が決定、バックパッカーズで過ごすのもこの週末だけとなった。

 週末ということもあり、夜は夕食時に一番よく話すフランス人のJに誘ってもらって、夜の酒買い出しに仏独伊グループと自分の5人で一緒に行くことに。
 呼びにきてくれたときは家族との初Facetime(Mac, iPhone, iPadで使えるSkypeのようなもの)でこちらの声がマイクで拾えず、試行錯誤中。ちょっと待たせてしまい、9時前に歩いて出たら、ちょうどつく頃にBottle shop(酒屋)がしまってしまった。うろうろするも見つからず。道ばたでタクシーに乗ろうとしてた男性にイタリア人Nが聞くと12時までやっている店があるという(つまり他はすべて9時で閉まる)。誰も名前を覚えられなかったので、いったんhostelに戻ってネットで確認(その間にiphoneでfacetime成功)。Jの車で買い出し、帰ってキッチンで飲み、さらにその後、向かいのHostel 109に泊まっている人たちにも電話をかけて、11時過ぎから歩いてRundle StreetのPubへ。このパブは生の(ハード)ロックバンドの演奏もあっていい店だった。結局行ったメンバーの国籍は、カナダ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア、チェコ(?)、オランダ、総勢20人弱というところか。2時頃までその店で楽しんで、僕自身は、同じタイミングで帰る2人と歩いてホステルに戻ったが、他のメンバーは別の店に踊りにいくと行って出て行った。タフだ。全員ワーキングホリデービザということは、取得時30歳以下なので、比べられないか。

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(このバックヤードで昼寝をしたり、読書をしたり、バーベキューをしたり。他にも共有スペースはふんだんにある)

 日曜日の午前中は天気がよかったのでbackyardに出て、いつも共有スペースでパソコンと本を見ながら計画を練っている比較的寡黙なドイツ人と少し会話。アデレードの後はメルボルンに行って、それからタスマニアを旅するらしい。Backyardで論文を読んだりしていたらフランス人Jが遅い朝食を食べにきたので、ちょっと身の上話を聞いた。大学を出たけど専門を活かせる職はなかなかないので、オーストラリアで働きながら英語を身につけたいという。他の条件が同じなら、英語ができた方がフランスでも専門を生かした職に就きやすいという。彼の英語はかなり強いフランス語アクセントの英語だが、一生懸命話して一生懸命人の話を聞く明るい好人物。
 夜はバーベキューがあると教えてもらったので、Petrol Stationに唯一うっていたベーコンを買って参加。結局他の人が買ってきたハンバーグやパンを食べさせてもらったが・・。知り合った人たちにフルネームが伝わるように名刺を渡し、何人かは写真のタグ付けをできるようにfacebookの友達リクエストをしてくれた。

 この一週間のABPI(Adelaide Back Packers Inn)の滞在は本当に得難い経験。離れがたい心境にもなっている。

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